日本明慧


世を驚かす罪悪の真っ赤なうそ 
ベテラン公安幹部の心の話し

 文/ベテラン公安幹部

 【明慧ネット2005年12月16日】私は長年溧水県で公安の仕事をやってきたベテラン公安幹部ですが、かつて自分の職業に対してとても光栄に思っていました。国民が安全で平和的な環境の中で生活と仕事ができるように暴虐を取り除き安定を保障するのが私の義務であったからです。

 しかし、ここ数年来、私は法輪功に対するすべての訴訟実例を処理する過程において、法輪功学習者たちの寛容と善良及び正義にとても深く感動を受けました。別の立場から言うと中国の善良な国民は真っ赤なうそに騙されていると感じます。法輪功を鎮圧する運動の中で私は法輪功の真理の力を感じることができました。冷たくて麻痺状態であった私の心はようやく蘇えることができたのです。法輪功学習者たちの正念正行は私の良知の心を覚ましてくれました。長期にわたる激烈な思想闘争を通じて、私はつい自分が知っている限りの真実の情況について世間の人々に伝えたいという気持ちを抑えきれなくなりました。中国の「独断的」メディアに騙されている国民が早く目覚めて、法輪大法と対立し法輪功を迫害または反対しないように願いたいものです。

 1999年7月、江沢民集団と中国共産党党内の少数の日和見主義者たちが互いに利用し合い、「真・善・忍」を信仰する民衆に対して野蛮で血生臭い弾圧を巻き起こしました。今まで、すでに数千人の法輪功学習者が無残にも殺され、10数万人の法輪功修煉者が牢獄に投げ込まれています。また、数えきれないほどの法輪功学習者の家庭がたちまち離れ離れになり、肉親を失いました。これは人心と民意に背き人を苦しめる政治運動であり、根本的に中華民族の最も優れた伝統的な美徳を破壊し尽そうとしており、社会全体の精神状態の退廃をもたらしています。詐欺、汚職、デマ流し、性的乱れと賭け事および麻薬などの醜い現象が氾濫し災難を巻き起こしています。さらに、中華大地の生態バランスの悪化をも招いてしまい、天災人災絶えることなく、国民の恨みが噴き出ています。

 なぜ、江沢民はいかなる結果も考えようもせず、巨大な人力と物力及び財力と警察を発動して法輪功を鎮圧したのでしょうか?それは、法輪功が「真・善・忍」という宗旨を提唱しており、共産党の闘争哲学「悪・偽・闘」とまったく相反する思想理論の体系になっているからです。法輪功学習者たちの「真・善・忍」修煉を通じての道徳の向上は、まるでまぶしい鏡のように共産党のすべての堕落と不正を映し出しました。江沢民は、下劣で徳もなく、当時「六四」学生運動を鎮圧しそれによって「党首」の座に上りつめたのです。彼はもともと人から軽蔑されている。だから一日中ずっとびくびくした状態の中で他の人が自分に対して不敬であることを非常に恐れていました。小人の嫉妬心は、法輪大法と法輪功創始者である李先生への国民の深い信頼を容認することができなくなりました。そこで、彼は中国共産党の最高の権力と国家暴力機関をコントロールし、独断専行して全面的に法輪功に対する迫害を開始し、この邪魔な迫害は、史上かつてない事態にまで拡大されました。

 1999年6月、江沢民と羅乾は国家憲法を越えるテロ組織「610(法輪功取締本部)」を創立し、この組織は国家法律の制約を受けることなく、直接各行政を指揮することができ、新聞機構と国家暴力機関の特権を果たしていました。江沢民は自ら法輪功に対する鎮圧を画策して三つの方針を制定しました。それは、つまり、「名誉上で汚し、経済上で打ち切り、肉体上で消滅させる」というものです。また、「俺は共産党が法輪功を潰すことができないなんて信じない」と公言し、「3ヶ月内に法輪功を消滅させる」などと言いふらしました。

 裏ですべての用意を整えて99年7月20日、正式に法輪功迫害運動を全面的に開始し、ラジオ放送局とテレビ局及び新聞雑誌といったいわゆるメディアをコントロールして、2000社余りのメディアを扇動して全力で法輪功に対する誹謗と批判を展開しました。江沢民と羅乾は最も厳密な組織体系をとって法輪功学習者に対する不法な逮捕を開始しました。幾重にも重なる各層組織、公開逮捕、秘密拘束、家宅捜査と罰金、盗品を押し付けて罪に陥れる、親友を巻き込む、会社の「ノルマ」、奨励告発、専門「教育手伝い」、電話盗聴、強制洗脳等の手法で法輪功学習者たちを脅迫し、彼らに対し残虐な拷問、強制薬物投入、物質的誘惑、脅し、拘留尋問、労働教養、不法な取り調べ、電気ショックを与える、火傷を負わせる、暴力的強姦、ワイヤロープで体に傷をつけるなど、筆舌に表現し尽くせない、人間の創造を絶する迫害を行い、法輪功に対する信念を放棄するよう、いわゆる「転化」を強制しました。

 他のところは別にしてまず、南京市溧水の「610」が如何に法輪功を迫害したのかを見て見ましょう。

 2000年「610」が東蘆に洗脳班を作った時、法輪功学習者の劉さんを部屋の柱に24時間吊るし上げました。これはいわゆる「田舎飛行機に乗る」という体刑ですが、その後また彼女を小さい籠に入れて、立つことも、座ることもできず、半しゃがみ状態にさせて連日に渡って苦しみを加えました。

 呉さんという法輪功学習者には暴力的な洗脳方法をつかって電気警棒で彼女の下腹部に電気ショックを与え、また彼女の両腕を一本の棒に縛りつけて室外のセメントの地面にひざまずくように強制した。真夏の炎暑の中ひりひりする日差しを一日浴びさせられた彼女の体は、皮が全部剥けてしまいました。このような迫害にもかかわらず呉さんは、確固として法輪功修煉を放棄しませんでした。彼女に対する「610」の迫害は益々エスカレートし、精神病院に送り込んで強制的に脳の中枢神経を破壊する注射を投入しました。また、医者に指示して針を彼女の口の中に突き通しました。口から血が川のように流れ出しても、彼女は屈服を見せず、それに腹を立てた悪警らは、今度は電気警棒を使って彼女をベッドに大字形に縛り付けて、体のいたるところに電気ショックを与えました。しかも、トイレに行くことすら許さず、彼女がベッドで死んでしまうことを待っていました。1日経ってもまだ息をしているのを見て、また彼女に電気ショックを加えました。呉さんの体の至る所には電気ショックによる火傷の傷痕が残っています。彼女は何度も気を失い、もともと70キロもあった体重が迫害により40キロまで激減しました。「610」テロ組織は、凶悪な悪事が暴露されることを恐れて、外部に「呉××は精神病にかかった」と、デマを飛ばしました。

 2000年12月、李さんという法輪功学習者は真相説明資料を配布したことにより逮捕されましたが両手と両腕に手錠をかけられて資料を提出するよう強いられました。また、蹴り倒されて足で顔を踏み付けられながら大きな声で「お前を打ち殺してもただなんだよ。打ち殺して自殺にするぞ」と、罵られました。

 2001年、李さんは「610」に不法逮捕された後、蘭鳳凰井にある不法洗脳基地に入れられました。「610」の頭目は、彼女に法輪功と李先生をののしるように強制し、彼女が従わないと棒でめったうちし、疲れたら今度は手でつねる、針で刺すなど、また彼女を1日水牢獄に閉じ込めて様々な残虐な迫害を加えました。トイレを全部中で済ませるようにし、飲食も許さず、2ヶ月に渡って監禁しました。

 2000年、彭さんという法輪功学習者は陳情のため上京しました。そこで彼女は、不法にも逮捕されて1ヶ月に渡り監禁されました。2001年の夏、10人の邪悪がまた彼女の家に乱入して彼女を逮捕しようとしました。彼女はしかたなく2階から飛び降りた際に肋骨と足の腕骨が折れました。彭さんが病院の病床に横たわっている時でさえ、公安の警察は24時間監視をしました。家に戻って休養する時もいつもドアを叩いて掻き乱しました。怪我がまだ完治していないにもかかわらず、2001年5月のある深夜の12時、大雨の中「610」は一群れの警官に指示を出して人を探しているふりをして彭さんの家のドアを叩きました。ドアを開けると一斉に何人かがどっと押し寄って彼女を下に倒して両手に手錠をかけました。彼女は靴さえ履くことができないまま、パトカーに引っ張り乗せられて、強制的に派出所に閉じ込められました。その後鳳凰井の洗脳班に転送されて引き続き迫害を受けました。ここで彼女はなんと100日余りに渡って拘束されて心身とも極めて大きなダメージを受けました。

 2005年3月4日、「610」の指示下で20人余りの警官が4台のパトカーで法輪功修煉を放棄しない東蘆に住んでいる農民の朱さんの家に乱入し、50歳余りの彼と奥さんを強制的に連れて行き、鳳凰井にある洗脳班に閉じ込めました。朱さんは農業をやっていて野菜、小麦などを作っていましたが人がいなくなったため、その損害はきわめて大きいものでした。

 2005年3月13日、54歳の女性の法輪功学習者賈さんは野菜の販売をしている時、私服警官に尾行されて不法にも逮捕されて、洗脳班に送り込まれました。家には2歳の孫が残されていましたが面倒を見る人がいなく、野菜のビニールハウスも放置されたままです。

 2005年3月18日、40歳余りの女性法輪功学習者の曹さんは、「610」に逮捕され、1ヶ月に渡り洗脳班に拘禁されました。

 2005年3月30日、定年退職して家にいる70歳の女性法輪功学習者の王さんは買い物の帰りに不法にも逮捕されました。

 2005年4月22日、杭さんは法輪功修煉を放棄しなかったため、病院の緊急措置室の中で6人の警官に無理やりパトカーに乗せられて洗脳班に送り込まれました。

 女性法輪功修煉者呉さん(60歳余り、定年退職、医者をやっていた)は、法輪功修煉者ですが2005年4月22日文具屋でショッピングして、家に戻る時に3歳の孫を抱いていました。その時突然4人の警官が飛び出て、「あなたが窃盗したと訴える人がいる。一緒に行かないか」と、彼女を誣告して罪に陥れました。このようにして彼らは強制的に呉さんと抱いていた孫を引き離して彼女をパトロール・カーに乗せて洗脳班に送り込みました。突然のショックを受けた小さい孫は一週間もの間言葉を口にすることさえできませんでした。また、家には80歳余りのおばあさんを世話する人がいなく、家族の生活は極めて大きな妨害と破壊を受けました。

 現在、「610」テロ組織は、法輪功に対して迫害をし続けています。数年来、溧水県の数十人の法輪功学習者たちは不法に刑務所に入れられて非人道的な迫害を受けつくしました。

 法輪功学習者たちは真善忍に基づいて良い人になろうとし、心身の修煉、身体素質の向上、道徳の向上を目指しており、これは絶対に間違っていませんし、法輪功に対する勝手な決め付けは完全に嘘によって成り立っています。彼らは巨大な苦痛と圧力に耐えながらも、依然として平和で善良な心理状態を持って真相を伝え、殴られても殴り返さず、ののしられても言い返しません。益々多くの善良な民衆が法輪功修煉者たちの正義ある行いと寛大な心に感動を受け始めています。
ベテラン公安の警官として私がいまここで語っている法輪功に対する迫害真相は氷山の一角に過ぎません。

 「道が見当たらず浮き雲に日光が遮られるが、厳冬のあとは春のつぼみが裂ける」。法輪功が全世界の広範囲に広がり、国外の法輪功学習者たちの反迫害の強い呼び掛けと中国大陸の法輪功学習者たちの血と涙が中華民族の道徳の魂を改めて描き出しています。全世界の大法弟子の犠牲と努力は、冷酷で麻痺状態になっていた人々の心をきっと呼び覚ますでしょう。

 「党文化」の毒害を深く受けている中国の民衆が迫害の本質、是と非、善と悪、真と偽をはっきりと見分け、歴史的重大な事件の中で賢明な選択をするよう期待します。

 私は、正義と慈悲の力はきっと悪に打ち勝つことができると確信します。江沢民は知っていないかもしれないが彼は一つの天理を忘れています。「邪は正に勝つことができない」、「悪行を続けると必ず自ら命を落とす」。イエスは「神が誰かを滅ぼさせようとするとまず必然的にそれを気狂わせる」と、言いました。太古の昔から今日まで正しい信仰に対する迫害は成功したことがありません。江沢民は、国外の多くの国で法輪功学習者たちによって起訴され、ある訴訟は国際法廷にまで上がっています。私たちは未来、江沢民と羅乾のようなごろつきが必ず反人類、反人間性、群体絶滅などの罪で世紀の大審判を受けるはずだと信じます。

 私は、あれらのまだ心を変えず引き続き法輪功迫害に手を染めている悪人に厳粛に忠告をしたいと思います。直ちに手を放して迫害を停止し、江沢民の犠牲品にならないで下さい。
法輪大法の正義の力は、すべての共産邪霊の勢力を根絶すると同時に必ず中華民族の光り輝く形象を描き直します。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/16/116626.html