| 日本明慧
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文／日本大法弟子 大鬼 安代 【明慧ネット2005年12月23日】私は法輪功を始めてもうすぐ４年になります。きっかけは会社の同僚である朴さんからの「気功をやりませんか？」という言葉でした。気功と聞いても漠然としておりテレビなどでよく見えない力で人を倒したりするようなことなのか？太極拳とどう違うのか？など疑問だらけだった私に「そのようなものとは比べ物にならないほどすばらしいものだ。」と朴さんはおっしゃいました。ますます訳がわかりませんでした。でも朴さんがどのような人なのか私は良く知っていたのできっと何か深いものがあるのではないか？そして、どうして私を誘ってくれたのだろうか？と考えました。 会社の屋上で昼休みに毎日20分程度、煉功曲をかけ動作を教えてくれました。毎日はとてもきつくサボりたい気分になる時もあったけど「遅れてもいい、早退してもいい」というやさしい導きに続けることができたと思います。また、白川公園での煉功にも誘ってもらいましたが早起きが苦手な私にとっては日曜の朝8時からなんて無理だと思っていました。 数ヶ月したある日、決心して早起きし、公園に行ってみると、とても緑が多く気持ちが良い場所で煉功した後もスッキリしており、早起きした分一日が長く色々なことが出来るようになりました。それまでだらだらと休みの日を過ごしてきたことをもったいなかったと思いました。外での煉功は、夏はとても暑く、冬は雪やみぞれの日もありとても辛いこともあるけれどそれを乗り越える度に何でもできるような気持ちになり精神的に大きくなったように思います。 また動作だけでは足りないこと、気功の理論も勉強しなければならないということを教えてもらい同僚たち数人で転法輪や先生の経文を輪読するようになりました。始めは本の内容はとても難しく読むだけで精一杯でしたが続けることで少しずつではありますが内容を理解し今の自分と照らし合わせることができるようになりました。「常に問題の原因を自分の中に探す。他人を変えることはできない、自分が変わらなければならない。」このような考え方が自分を少しずつ穏やかにしてくれていると思います。職場でも周りの人が理解してくれていないと考えればとても卑屈になり気がめいってしまいますが自分の考え方次第で気分も晴れやかになり、気持ちよく対応できるようになってきました。人とのトラブルもほとんどなくなってきました。「真・善・忍」という宇宙の特性に基づいて心性を向上させることが出来、私はとても幸せを感じています。 煉功と理論を学ぶことで風邪もひかない健康な体になりこの４年間は病気で会社を休んだことはありません。以前はすぐ体調をくずし病院にかかったり、薬にたよったり、休みの日は疲れて何もできなかったりとそんな弱々しかった私を知っている友人達は驚き、自分もやりたいと言って講座に参加した人もいるくらいです。このようにすばらしいものだから同修は私を誘ってくれたのだと理解した時、本当に感謝の気持ちで一杯になりました。今では毎晩母も一緒に煉功をやっています。 法輪功を始めて2年くらいは続けることが精一杯で自分のことしか考えることができませんでした。法輪功のことで同修がみんなの為に活動されていることは知っていましたが、なぜそんなに一生懸命にやられているのかは理解できませんでした。しかし自分が今まで続けて来られたのは、回りの方々の励ましや熱心な指導のお陰であり、どれだけ自分が回りの方々にお世話になっていたのかということを自覚した時、私も誰かの役に立ちたいという思いが生じました。 それで公民館で行われる法輪功講座の案内の用紙を配布させてもらうことにしました。始めは用紙を配布するのも人目が気になりとても勇気が必要でしたが、私が受け持った区域に講座の案内を待っている人が一人でもいるかも知れないと思い1軒も漏らさないよう何度も確認しながら配りました。その時は初夏でしたので日差しも強く私にとっては大変な作業でした。配っているうちにこんなに大変なことを今まで表面では何事もないかのように同修は皆やってこられたのかと思った時これこそ本当の純粋なボランティアであり慈悲であると気づきました。このようなことにどんな人も心を動かされないわけがなく法輪功の力のすごさ奥深さを実感したわけです。何か活動をするとその中で自分なりに得られるものがあるのだと感じました。その後も自分の出来る範囲で色々な活動に参加してきました。 昨年の9月には弁護士人権擁護大会が宮崎のシーガイヤで行われ全国から弁護士が集まりました。その会場で弁護士の方々に中国で不法な扱いをうけ迫害されている法輪功についての真相説明や諸外国では中国での迫害の首謀者前国家主席江沢民らを告訴している事例があること、日本ではまだ訴えを起こしていないこと、訴えを起こすための協力を得たいなどの内容を伝えるため日本各地から法輪功学習者が集まりました。私もこの活動に参加しました。 この迫害の事実はまず日本ではありえないことでとても悲惨で残酷であり日本人にとっては目を背けたくなるような衝撃的な内容です。この迫害について私も始めはなんでこんなに衝撃的な内容を見せつけるのか怖くて見られない、出来れば避けたい。そんな思いがありました。日本人ならほとんどの人がそうではないかと思います。迫害の事実をしっかり見て受け入れられるようになるまでは少し時間がかかりました。ですが、中国共産党による迫害の事実を、勇気をもって証言しインターネットに掲載している中国人学習者がたくさんおり内容をよんでいるうちにこれは他人事ではないやはり世の中に訴えることであると思いました。さらにアメリカ、カナダ、ヨーロッパ他多数の国ではこの迫害による人権侵害をすでに重要視しており、訴えを起こしているという事実を知ったとき日本はなんて遅れているのだろうと思いました。 このように思って宮崎での活動に参加したわけですが、実際のところ私に何ができるのかは全く自信がありませんでした。その時の私にとって弁護士を相手に話しをするなど恐れ多いことでした。しかし一緒に参加した他の学習者達は休憩時間にロビーに居る弁護士に積極的に話かけ迫害の事実を熱心に説明していました。ほとんどが中国人で不便な日本語で一生懸命説明している姿を見て私は日本語がしゃべれるのにもっとがんばらなくてはと思い自分の前を通る弁護士に勇気を出して話かけてみました。話始めると不思議と全く弁護士を意識することなく堂々と迫害についての説明をすることができ自分でもびっくりするほどでした。また相手も熱心に聞いてくれました。勇気をもって実行すれば出来ないことはないのだとわかり自信がついた私は他の学習者と同様に積極的に話かけ迫害について出来る範囲伝えてくることが出来ました。 宮崎の活動だけではなく多くの学習者の様々な努力により今年の4月に日本で始めて法輪功への迫害の首謀者江沢民を訴えることができ、日本もだいぶ変わってきたと感じています。 また、私は外国の法輪功学習者の体験談を日本語に翻訳された文章のチェックをすることもやっており昨年の秋頃マンハッタンでの迫害停止を呼びかける活動や体験談などがいくつか回ってきて、その内容を読んでいる内に私もマンハッタンに行ってボランティア活動に参加して見たいと思っていました。その少し後の11月にマンハッタンで世界から法輪功学習者が集まり李洪志先生の話や学習者の体験談をきいたりする法会が開かれると聞きどうしても参加したく、日本人学習者と二人だけで行くことを決めました。二人ともツアー以外で外国に行くのは初めてで、英語はほとんど話せず、不安でいっぱいでした。でも行きたい気持ちは確かでしたので、とにかく準備を始めました。出発まであまり日数がなく英語やマンハッタンについての勉強をやりたい思いが生じ、煉功や法の勉強のどちらを優先するのか迷ったこともありましたが、私は法輪功学習者だと自分に言い聞かせ煉功と法の勉強を優先させることができました。 そして出発の日がやってきました。シカゴでの飛行機の乗り換えは大丈夫か？空港からホテルまではいけるのか？といつも不安は付きまといました。同修者は不安になったら正念を発しなさいとアドバイスしてくれました。不思議なことに私たちは何の問題もなく見ず知らずの人々に助けられ、スムーズにホテルまでたどりつくことができました。あくる日からパレードに参加したり法会に出席させてもらったりストリートで法輪功弾圧の反対を訴えたりと同修に助けられながら無事活動することができました。本当に大変だったけど出発してから日本に帰り着くまで何の危険も問題もなく過ごすことができ自分ではものすごく大きなことを成し遂げられたそんな思いでした。転法輪の最後の方に李先生が「乗り越えられそうもないと見えても、行い難いと言われても、本当に行けるかどうか試しにやってみてください。もし、やり遂げられればきっと、眼前に新たな世界が開けることに気づくに違いありません。」ということであったのではないかと思います。ものすごく勇気は必要でしたが大きな自信へとつなげることができました。他の問題に直面してもこのことを忘れずに行って行きたいと思います。 法輪功を真にやっていく過程で勇気、元気、健康、自信、心性の向上などたくさんのもの得ることが出来たと思います。これからもみなさんと協調しあい、自分の足らないところは補いながら、この上ないすばらしい法輪功をより多くの人々へ伝えて行きたいと思います。 （2005年熊本市日本語での修煉体験交流会文章より）
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