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武漢市:余毅敏さんは迫害により一家離散

 【明慧ネット2005年12月24日】非常に家庭円満だった武漢市大法弟子・余毅敏さんは江沢民が率いる中共の迫害を受け、幾度も監禁され、非人道的な虐待を受けた末、精神異常をきたし、一家離散となった。

 余毅敏さん(42歳・女性)、武漢中南財経大学を卒業してから湖北省電力建設第二会社の会計係を務めた。余さんは90年の初めに脳腫瘍の手術を受けていた。96年、法輪功を修煉してからこれまで患っていた肺病も治り、健康を取り戻し、精神的にも穏やかになった。余さんの著しい変化は家族全員が感じとっていたため、両親も法輪功を学ぶようになった。それから一家の医療費の負担も軽減した。

 2000年旧正月16日、武漢氏江漢区公安局「610オフィス」は各地派出所に対して法輪功学習者の逮捕命令を下した。萬松園派出所の所長・周志衛、警察官・羅勇、唐双新ら数人が余さんを自宅から強制的に拉致し、武漢氏公安局付近の江漢区洗脳班に監禁した。

 余さんは長期にわたる監禁および洗脳下でいわゆる「保証書」に署名してしまった。しかし、余さんは釈放されてから自ら声明を発表し、署名した保証書は無効であると表明した。2001年旧正月28日、余さんは再び自宅から強制的に「二道棚洗脳班」へ拉致され、迫害を受けた。2001年10月末、余さんは萬松園派出所を脱出したが、自宅へ戻ることができず、落ち着く場所がなく路頭にさまよった。

 余さんはこれまでの数年間、拘置所、女子教育収容所、洗脳班、何湾強制労働収容所などへ幾度も連行され、非人道的な迫害を受け、家族とは3年以上会うことができず、一家離散の状態が続いていた。余さんの夫は残酷な現実に直面できず、忍び耐えなくなり法輪大法に背いてしまった。夫はその後余さんの妹と同居するまでに堕落し、甚だしきに至っては、幼い子供に余さんの妹を母親として認めさせたという。2003年旧正月1日、精神的にも肉体的にも残酷な虐待を嘗め尽くし、傷だらけになって自宅に戻った余さんを待っていたのは、夫・汪四清さんからの離婚届だった。

 余さんは家族と離れ離れになってから、勤め先からの給料も断ち切られたため、生きる術がなくなった。さらにその後、一人ぼっちになった強い衝撃から、精神的に異常をきたし、路頭にさまようようになった。ある法輪功学習者と出会わなければ、余さんの悲惨な境遇は誰も知らなかった。この悲劇を作ったのは誰なのか? 是非や善悪を逆行したのは誰なのか? 道徳倫理の堕落を放任させたのは誰なのか? 余毅敏さんの悲惨な遭遇は、江沢民および中共悪党らが法輪功を迫害し、人権を踏みにじったことによる、生きた証拠である。

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2005/12/24/117174.html