ロサンゼルス:中共政権からの圧力の拒否をアルゼンチン政府に呼びかける
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  2005年12月14日、羅干が率いた中国訪問団がアルゼンチンを訪問した際、中国領事館に雇われた暴力団のメンバーらはアルゼンチン国会前で抗議を行った法輪功学習者を殴ったが、現場にいたアルゼンチンの警察は完全に無視した。この事件の重大さに関心をもつように呼びかける為に、20日、ロサンゼルスの法輪功学習者は、ロサンゼルスの駐アルゼンチン領事館前で平和的な抗議活動を行った。学習者たちは領事に陳情書を手渡し、中国共産党からの圧力に妥協せず、民主国家としての正義と尊厳を固く持ち続けようと呼びかけた。陳情書を受け取った副領事は、アルゼンチンでは二度と同じような事件が起こらないように、法輪功学習者の要望を必ずアルゼンチン政府に伝えると表明した。

写真紹介:アルゼンチン領事館前で横断幕を揚げる法輪功学習者

アルゼンチン領事館前で横断幕を揚げる法輪功学習者

  学習者たちは領事館前で「アルゼンチンよ、暴徒を法廷に」、「中国の法輪功への迫害制止にご協力を!」、「中国共産党の法輪功への迫害に加担しないでください」などの横断幕を揚げた。また、多くの通りかかりの人々は学習者から真相資料をもらい、学習者から事情を詳しく聞こうとした。

写真紹介: 通行人に真相を説明

 カリフォルニア大学・ロサンゼルス分校の呉英年副教授などが法輪功学習者の代表として領事館に入り、陳情書や『九評』(共産党についての九つの論評)と中国共産党による法輪功への迫害に関する真相資料を副領事・フェルナンド・ブリュン氏に手渡し、お互いに親しく話し合った。

  呉副教授は副領事に対して、羅は中国人民を思いのままに惨殺し、まさに中国のナチスであり、また羅は中国国内だけでなく、その手を海外にまで伸ばそうと企んでいるので、各国は表面的に高度成長を維持している中国経済にだまされないようにと話した。そして、呉氏は副領事に中国の人権問題が依然として深刻であり、中国共産党は法輪功だけではなく、キリスト教会などの信仰団体に対しても残酷な弾圧を行っている。そのため、民主国家として各国はこのような中国共産党による痛ましい迫害を無視してはならないと述べた。

  ブリュン氏は会談の中で、法輪功学習者がアルゼンチンで殴られた事件をすでに知っていると表明した。また、ブリュン氏は心配そうに殴られた学習者の状態を尋ねた。学習者が紹介した中国共産党の残酷な迫害手段と遼寧省の法輪功学習者の高蓉蓉さんが電撃棒で感電させられて、顔が完全に変貌した写真を見たブリュン氏は、法輪功学習者に同情を示した。ブリュン氏は、アルゼンチンも以前独裁政権により政治内乱があったが、現在のアルゼンチンは自由民主国家であり、国民の宗教信仰の自由と権利を保障している。そのため、アルゼンチン政府は中国共産党がその暴力の手をアルゼンチンにまで伸ばすのを決して認めない、と述べた。

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/21/117038.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/23/68237.html)     更新日付:2011年9月28日
 
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