蘭州の法輪功学習者・趙旭東さんが迫害により死亡

　【明慧ネット2006年1月10日】甘粛省蘭州市化学工業会社の従業員・趙旭東さんは2003年12月7日、蘭州市国家安全局第六処処長・裴懐偉などによって不法に強制連行され、蘭州市華林山第2留置場に拘禁され、2004年2月5日に迫害により死亡した。

　趙旭東さんは2003年12月12日に華林山留置場に拘禁された。悪らつな警官は悪人を指図して彼を殴打したため、彼は数日間もみぞおちが痛んだ。趙旭東さんは邪悪に妥協せず、ずっと絶食したため、野蛮に強制的に食物を注入された。2004年2月5日午後5時まで、凶悪な輩たちは彼に2時間近く強制的に流動物を流し込み、その後、彼をベッドの板の上に置いて、7、8人の受刑者らが見張っていた。7時30分になったときはすでに彼の様子がおかしかったので、悪らつな警官たちは彼を病院まで搬送したが、趙旭東さんはすでに死亡していた。

　その後、悪らつな警官たちは趙旭東さんが拘禁されていた6号室の13人の受刑者を全員他の部屋に移した。悪らつな警官たちは受刑者たちに、趙旭東さんは死んでおらず、まだ生きているから、他の人に言いふらさないよう警告した。趙旭東さんに暴行を加えた犯人は6号室のリーダーで受刑者・喬兵である。

　趙旭東さん（30代）が死亡したとき、彼は骨と皮ばかりにやせこけており、体重は数十キロしかなく、鼻の内には血があり、3分の2以上の髪の毛が白くなっていた。2カ月前に不法に強制連行される前の彼は白髪などなく、体重も80キロくらいあったという。

　趙旭東さんは生前何度も不法に強制連行され迫害を受けたことがある。2001年の大晦日、蘭州化学工業会社の公安の悪人らに不法に強制連行され、平安台労動教養所に送られ迫害を受けた。2001年10月、迫害によって体は極度に衰弱し、骨と皮ばかりにやせこけたため、やっと「重病のための一時出所」を許され釈放された。2002年3月、一人平安台で法輪功の真相のCD-ROMを配布しているとき、悪人に発見され、迫害を受けることになったが、後に家族の救援によって、やっと釈放された。


（中国語：http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/1/10/118376p.html）