「真・善・忍」と書かれたTシャツを着て、平穏に中国を旅行したドイツ人(写真)
【明慧ネット2005年12月19日】ドイツ国際人権協会の会員・ルイム(Utz-Reiner Romer)先生は、法輪功のことを大変支持していて、いつも法輪功学習者と一緒に中共悪党の人権に対する迫害を暴露する活動に参加した。2005年9月、ルイム先生は、2回目の中国旅行をした。その時、先生は、「真・善・忍は美徳である」と言う文字が書いてあるTシャツを着て、中国を3週間も旅行した。人々に中共悪党の法輪功学習者に対する迫害に注目させるため、今回の旅をした。
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ドイツの「カム日報」はルイムの中国旅行を報道した |
ドイツの『カム日報』は2005年12月10日に「拷問と迫害に対する平穏な抗議」と言うタイトルでルイム先生の中国旅行を報道した。ルイム先生は、国際人権日の際、記者に、「『真・善・忍』は法輪功の核心です。この3文字はヨーロッパの人々に対して完全に無害です。しかし、中国ではこの3文字が政治に係わる名詞になっています。法輪功学習者たちは、中国で6年以上も不法に逮捕、拷問、迫害を受けて、現在まで3000人もの人が不法な迫害により死亡しています」と語った。
中共悪党は、法輪功を「邪教」と不法に決め、6年以上も法輪功学習者たちを残酷に迫害してきた。ルイム先生は、「『名誉を損じさせ、経済を破綻させて、肉体を消滅させる』ことが、中共悪党の法輪功に対する目標です。それは、また、13億の人口を有する中国において、人権が完全に蔑視されていることを表しています」と語った。
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ルイム先生のTシャツには「真・善・忍は美徳である」の文字がはっきり見えている |
ルイム先生は、自分のこのような行動で、中国で発生している法輪功に対する不法な迫害を停止させる運動に役立てようとした。中共悪党管理下のメディアは、法輪功を「邪教」と報道し、焼身自殺事件などで民衆たちを騙していた。そこで、ルイム先生は、バックに法輪功の真相を伝えるCDとチラシを入れて中国へ行き、人々に配った。
そのほか、ルイム先生は、大勢の中国人と連絡を取った。先生は、上海のある大学のドイツ語学院の大学生と交流したばかりでなく、自分の同行者にも「焼身自殺の真相」と中共悪党の人権に対する蔑視を告げた。初めの頃、同行者たちはルイム先生に、彼が法輪功と関係がある文字が書いてあるTシャツを着ることで迷惑がかかると警告したが、最後には、やはりルイム先生の人権問題に対する意見を詳しく聞いた。
このTシャツに対する人々の反応は良好であった。ルイム先生は、「大勢の中国人が私に微笑んだり、手を振ったり、私と一緒に写真を撮ったりした」と言った。
ルイム先生にとって、今回の旅は、ただの旅行だけでなく、人道援助の責任を果たす効果もある行動でもあった。ルイム先生は、「現在、中国では大勢の記者が不法に監禁されています。現在、どんな国でも、そんな数の記者を監禁していないのです」と語った。今回の行動で、ルイム先生も当然、自分の安全を考えた。「もし危険性ばかり考えると、何もできません」とルイム先生は、自分の主張を語った。即ち、ルイム先生は人権のためなら、危険がある行動でも、価値があると思っていた。ルイム先生は、「人権に対する尊重が無ければ、この世界は希望がなくなります」と語った。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/12/19/116862.html) |