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山東省女子刑務所:盧秀芳さんは奴隷のように酷使され死亡(写真)

 
 【明慧ネット2006年1月12日】山東省青島即墨市華山鎮竜河庄村の女性法輪功学習者・盧秀芳さん(58)は、山東省女子刑務所で奴隷のように酷使され、毎日16時間〜20時間の作業を強いられた。2003年7月末に迫害により死亡した。

 

                                                        盧秀芳さん

 山東省女子刑務所は公には「山東省興業発展有限会社」と称され、不法に監禁されている法輪功学習者に、作業を強制し、奴隷のように酷使している。毎日の作業時間は通常15、16時間、または17、18時間で、徹夜する時もあり、連続して数日間も眠らせず、顔を洗わせない時もある。また、悪らつな警官は、受刑者に法輪功学習者を殴らせるほか、ユダ(訳者注:もとは法輪功学習者で、刑務所の迫害などに耐えず、法輪功の修煉をやめた人)たちに、法輪功学習者を思うままに罵ったり、しゃがませたり、立たせたり、眠らせなかったり、侮辱して殴る蹴るなどをして、法輪功学習者を苦しめさせた。刑務所は服装加工を主とし、ほぼは貿易輸出部門の委託を受けて加工する。2003年下半期と2004年初、刑務所は、300万個のフクロウの人形を加工した。その完成品の箱にドイツ語が書かれたそうだ。刑務所の二監区は、各種の布のおもちゃを加工し、同じ輸出用だった。

 法輪功学習者・李芳さんは長期にわたり、長時間の作業を強いられたため、2002年4月27日に死亡した。

 盧秀芳さんは、法輪功を修煉してから、身体が健康になった。2001年に法輪功の真相のチラシを配っているところ、逮捕され、不法に4年の刑罰を言い渡された。2002年に、山東省女子刑務所に送られた。刑務所で法輪功の修煉を堅持したため、盧秀芳さんは、毎日16時間から20時間も連続に作業を強いられていた。盧秀芳さんは四監区に監禁され、いつも夜遅くまで作業を強いられ、徹夜する時もある。四監区の作業の環境は、極めて悪く、刑務所の食堂とボイラー室の真下の地下室にあり、暗くて湿っぽく、風もまったく通らない。

 長期に働きすぎたため、盧秀芳さんは体が異常をきたし、夜の少ない休憩時間に煉功しようとしたが、拒否された。長期の迫害により、盧秀芳さんの体はますます悪化し、しょっちゅう人事不省に陥ったが、依然、毎日作業を強いられた。その後、盧秀芳さんの体はむくみ、呼吸が困難になり、話しすらできなくなった。

 2003年7月、盧秀芳さんの回りの受刑者は盧秀芳さんの体の状況を見て、病院に送るよう要求したため、盧秀芳さんは病院に運ばれ、検査を受けた。肺癌末期と診断され、山東省刑務所病院に移された。刑務所側は直ちに盧秀芳さんの家の所在する公安局と連絡し、盧秀芳さんをすぐに家に帰して責任から逃れようとした。しかし、芦秀芳さんは刑務所病院で死亡した。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/1/12/118478.html