日本明慧


錦州市「610オフィス」の北京駐在事務所で、経験し目撃した残虐な迫害

 【明慧ネット2006年1月12日】1999年、私は北京天安門に陳情に行き、錦州市「610オフィス」(法輪功取締本部)の北京駐在事務所のある鳳竜ホテルに不法に連行された。この前、私が錦州市の派出所から脱出したので、警官らは、私を逮捕したことに、とても大きな収穫を得たように感じていた。

 最初、錦州市古塔区の1人の面識のある警官は、私と一緒に派出所から脱出したもう2人の学習者の行方を聞いてきた。私が言わなかったため、「本当の話を言わない」と、彼は私を殴った。

 その後、錦州市古塔区公安局支局の局長は、「あなたが脱出したため、私と市公安局は叱られた。ほかの2人の法輪功学習者はどこにいる?」と聞いてきた。私は何も言わなかった。局長は「あなたが言わないと、ひどい目に遭わなければならない」と言い、私を2人の刑事警官に渡した。警官の中の一人は身長が180センチで、がっちりした体格をしている。この2人の警官は、靴などで、私の顔、頭を殴ったり、酒を飲ませるなどと脅迫したりした。また電気棒で私を脅し、師父を罵るよう私を強いた。私は彼らに真相を伝えた。この2人の警官は、私が他の学習者の行方を言わないのを見て、私の双足を広げ、両手を高く上げ、私のポケットをかき回した。私が書いた1通の陳情書を持っていった。どのくらい経ったか知らないが、局長は入ってきて、2人の警官から、私が何も言わなかったことを知ったあと、私を錦州市石油派出所の「何」という警官渡した。何某は私が500元のお金を持っていることに気付き、500元を不法に没収した。そして私を小屋に入れられた。小屋に多くの法輪功学習者が監禁され、人が多く部屋が狭いので、風通しが悪く、部屋中に臭っている。

 法輪功学習者・賈精文さんは、悪らつな警官に4時間以上も苦しめられた。警官は電気棒で電気ショックを与え、臭い靴下で賈精文さんの口と鼻を塞ぎ呼吸させず、また縄で賈精文さの性器を締め付けた。女性法輪功学習者・王萍さんは殴られ顔が青紫になり、ひどく腫れ上がった。

 葫芦島市法輪功学習者・柴連宝さんは、服を剥ぎ取られ、奥の部屋にある浴槽に入れられ、双手がそれぞれ浴槽の両側に固定された。浴槽の中に冷たい水を張っており、数人の悪らつな警官は、・柴連宝さんの頭を掴んで、水に漬け、またシャワーで柴連宝さんに水をかけた。数時間も続いて柴連宝さんを苦しめた。柴連宝さんはもう少しで窒息死するところだった。最後に柴連宝さんは迫害により意識不明になった。

 私は錦州市「610オフィス」の北京駐在事務所のある鳳竜ホテルに、合わせて24時間も不法に拘禁された後、錦州市に送られた。この短い一日にこれほど多くの迫害が起きた。この6年以来、ここでどれだけの法輪功学習者が迫害されていたのか知る由もない。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/12/118484.html