日本明慧


英文明慧にかかわる中で自分の道を歩む
—— Walking My Own Path

 文/西洋人大法弟子 

 【明慧ネット2005年12月8日】(訳文)私の修煉の道で最大の問題は、どのように自然に相応しく、法を正す中で自分の道を探しよりよく歩んでいくかである。

 師父は『精進の要旨(二)・道』の中でこう言われた。 「法を学ぶことと修煉は個人の事だが、往々にして多くの大法弟子はいつも他の人を模範と見なし、他の人がどうするかを見て,自分がどうするかを決めがちである。これは常人の中で身に付いた良くない行為である。修煉者にとって、模範はなく、各人の歩む道も異なっているのだが、それは各人の基礎が異なり、各種の執着心の強さが異なり、生命の特徴が異なり、常人の中での仕事が異なっていて、家庭環境も異なるなどなどの要因で、必然的に各人の修煉の道が異なり、執着心を捨てる状態が異なり、遭遇する関の大きさが異なるからで、それゆえ表面上、他人が舗装しておいた道は見つけにくく、都合の良い乗り物に便乗することはなおさら不可能なのだ。もし、舗装した道と便乗できる乗り物が本当にあったとしても、それではまったく修煉ではなくなるのである」。

 私が他の大法弟子に今度の法会のために体験談を書いて欲しいと求められた時は、ちょうど私の修煉の低潮の時期であった。その時妻との間でよく論争が起きたり、職場でいくつかの難に遭遇したりしてつらかった。多くの事に対し、私の反応はとても感情的で、生活の各方面から妨害を受けた。私が体験談を書くと承諾すると同時に、邪魔がなおさら多くなった。私はグループの責任者に、「私の状態がよくないから、やはり書かないほうがいいかも知れない、それに書くことも何もないし・・・」と言った。しかし、2003年に一度法会に体験談を書いたことを思い出した。とても大きな妨害を受けたが、しかし体験談を書くことによって自分に向上をもたらした。

 この文章を書く過程の中で、私は引き続き内に向って探した。私はどうしてたくさん試練を通れなかったのか、どうしてこのように精進できず、いつも情の中に陥っているのかが自分に見えてきた。もちろん、いくつかの事でとてもよく出来たと思うが、しかし決していつもあのようなよい状態を維持することができず、ならばこれらの問題の背後に一体何の執着が隠れているだろう?

 法を得て修煉する前に、かつて私は重病を患って、一連の恐ろしい経験をした。これらの経験は苦痛と恐れに対していくつかの執着をもたらし、外部に対してとても敏感になって、いつも外部からいかなる脅しがあるかを探していた。もっとひどいのは、私はある副元神を修練する功法を修練したことがある、しかもいくつかの低い小さな能力を持っている。ある人はこれらの能力が修煉に利益があると思うかも知れないが、しかし副元神を修煉することは主元神が弱くなり消極的になることである。簡単に言うと、私はまだたくさんのあれらのよくないものを持っているので、黒い手はすべてが分かって、ずっと力を尽くしてこれらのものを強化しているわけである。それが原因で、時々私はとても感情的になっていた。集団の中では私は普通で悪くないけれど、私が一人でいる時や他人と個別に接触する時に邪魔が現れてきたのである。

 それ以外に、外部にあまりにも敏感なため、自分がとても忙しいにもかかわらず、他人の要求を断りにくく、いつも多すぎるプロジェクトに参加していた。結局、法を勉強する時間さえなくなり、何もかもうまくできなかった。ならば自分をなぜこんなに忙しくさせたのだろうか。明慧ネットにある一つの西洋人の大法弟子の書いた文章が私をとても助けた。この文章のテーマは、「卑屈な心理を一掃する少しの体験」である。私は2004年6月に初めてこの文章を読んで、一つの心得を得た。もし私たちが多くの事をすることを通じて他人の評価が気になる執着を捨てるならば、清らかな心と正念を持つようになる。文章はまるで自分を対象にして書いたようで、書き方も私にとても近い。文章を読むとまるで将来、悟性がよくなった自分が書いた文章を読むような感じがした。

 私はずっと自分の業績と他人の評価を自分の執着と観念を量る基準にした。多くの時修煉者の基準をやり遂げていないことが分かっているため、これらのことに直面してとても苦しんでいた。しかしこの一週間で、これらのものとの必死の戦いの中で、みごとにはっきりとこれらの執着を見分けできて、私は変わった。突然、私は個人修煉にしても法を正す中で全身のリラックスを感じて、他人の観点はただの影であり、少なくとも修煉の道を選ぶ面で私はもう影響を受けない。その上今ますます少なくなっている恐れの心理もうまく処理することができた。

 それではこれらがウェブサイトの仕事に対してどんな助けがあるのかというと、私は多すぎる事に参加していたため、修煉がよくできず、英文明慧の仕事の参加は法を求めることとははるかにかけ離れていた。

 私が認識上で高まった1、2日間後、師父の説法は私の認識を肯定した。『成熟』の中で、師父は次のように言われた。 「大法弟子の修煉形式はほかでもなく、常人の中で修煉し、常人の中で法を実証し、衆生を救い済度し、迫害に反対することです。このような前人が残した修煉形式の参照がない情況下で、修煉者はすべて自らの力で道を切り開きました。しかも一人ひとりが自分自身の道を悟って実証することが要求され、手本を作らないことになっています。自分の歩んだ道はこれからの人の手本にしかなり得ず、これに代替できるものがなく、修煉した人自身が得ることになります」。

 この文章は難しい。自分があまり熟していないと感じたためだ。しかし師父の説法の中で、私は一つの問題を突破できた。私は今本当に自分の修煉の道を歩んでいると感じている。

 私は自分がどのように英文明慧の仕事に関わったかを説明する必要があると思う。私は妻と一緒に2001年7月に法を得た。その時私たちは3年前に結婚披露宴を主催してくれた聖職者をお見舞いに行った時、彼は私たちに大法を紹介してくれた。その月末、私たちは近くの町で開催された法輪大法の講習会に参加し、1人の古い大法弟子が功法を教えてくれた。

 9カ月後、私たちは初めてボストンで師父に会えた。その直前、私はほぼ明確に師父はいらっしゃると思っていて、その日は私の誕生日だった。これはただの偶然ではありえない。私は最もよい誕生日の贈り物を得た。私が師父に会えたからだ。同時に私はもうひとつの贈り物を受け取った。それは私たちに功法を教えてくれたあの大法弟子が私に明慧のウェブサイトの仕事に参加するように誘ったことだ。

 おかしいと思うかもしれないが、過去の4年間で私はずっと法を正す中で自分の道を探していたが、実際には目の前にあった。もし私たち夫婦がよく修煉すれば、私たちは多くの面でしっかりと行い、多くの根本的な執着を取り除くことが出来る。全般的に見ると、修煉の夫婦として、私たちはしっかりと行っていなかった、たくさんの問題がある。しかし、私が認識上で突破すれば、私たちの間も突破できることが見えてきた。私たちは師父の教えによって相互の関係をうまく処理し、共に精進することを決心した。

 明慧の仕事に参加するのが私の法を正す道だと思う。過去の3年半の中で、私はたくさんの文章を処理し、また他のことにも参加した。しかし、私は明慧の仕事を増やしたいと思っている。明慧の仕事に参加することで威徳をもたらしてくれ、明慧の仕事をしっかりと行うと、他のいかなる仕事もしっかりと行うことができる。私はかつて2年前に一つの修煉体験談の中でこれらの認識を分かち合ったことがある。こう見るとこれらの執着がこんなに深く埋蔵していて、続けて修煉することで徹底的にこれらの執着を取り除くことができる。

 明らかに師父は最初から私のこれらの執着をご存知で、私はたいへん感謝している。私は全国で最も忙しいある社会安全事務室で働いていて、いつもよくない人、精神的に不健全な人、甚だしきに至っては身に憑き物のある人と接触している。多くの必ず読まなければならないファイルはこの人たちが書いたもので、たくさんのよくない事を処理しなければならない。ペテン、麻薬を吸う、離婚するなどなど。私の仕事の環境が私に対してよくない影響をもたらすことは分かっている、私がまだ完全に法の中に跳び込んでいないためだ。明慧の文章を処理する時、師父の説法、大法弟子の体験談、迫害真相を読む、このすべてが私にとって浄化の過程である。

 私は現在明慧文章をもっと多く読むことを堅持している、自分の修煉の道をよりよく歩んでゆき、これも法に対して責任を負うことである。『成熟』の中で、師父はこう言われた。
「総じて言えば、多くの大法弟子が成熟し、修煉の形式が成熟し、修煉者の修煉に対する認識が成熟し、人心がますます少なくなって理性的な行為の表れが成熟したと感じました。すべての大法弟子がこのようにできるならば、邪悪は根絶され、神佛が大いに顕れることになります」。

 努力を通じて成熟して、迫害を一日も早く終わらせ、世界が新紀元に入ることを助けることができる。最後に、言いたいのはこの文章を書くことによって私に一つの大きな変化をもたらした。私の理解は:過去にしっかりと行っていなかったことは、今しっかりと行うことができない、これは古い宇宙の観念である。師父の慈悲は博大なもので、奇跡は毎日発生する。

 師父にお礼を申し上げます、みなさん私の発言を聞いてくれてありがとうございます。

 (2005年明慧ネット関係者修煉心得交流文章より)

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/12/8/116000.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/12/24/68275.html)