張家口の劉建軍さん:迫害により危篤状態に陥る(写真)
【明慧ネット2006年1月9日】河北省張家口の法輪功学習者・劉建軍さんは、何度も迫害を受けて、仕事を失い、ある店の守衛をして生計を立てていた。2005年12月22日、劉建軍さんは張家口市橋西区南営坊派出所の所長・魏建平、副所長・張世雄などに不法に強制連行され、虎の椅子(拷問具)に縛られる虐待を受けた後、十三里留置場へ送られた。そこで、劉建軍さんはまるまる15日間迫害を受けた。野蛮に食物を注入されて、気息延々となった後、彼が勤務していた店に送られた。
2005年12月22日の朝、10時過ぎて、張家口市橋西区南営坊派出所の所長・魏建平、副所長・張世雄、警官・王柱などは突然橋東五一路のデルコンピューター店に突入して来て、如何なる手続きも無い情況で、不法に捜査を行い、またしかりつけて他の人を外に出させた。当時、劉建軍さんはちょうど勤務が終わっていたが、まだ店を離れていなかった。彼がトイレに行って帰った時、王という警官と運転手は外で彼を遮り止め、そして彼に乗車を強要した。劉建軍さんが乗車を拒否すると、警官は飛びかかってきて、劉建軍さんをしっかり掴んで車へ引っ張り上げた。劉建軍さんは橋西南営坊派出所へ不法に強制連行され、拷問されて、自白を強いられた。
副所長・張世雄は、劉建軍さんに質問に答えるように強要し、記録していた。劉建軍さんはかれらに真相を伝え、正念で邪悪を震え上がらせた。
午後3時ごろ、所長・魏建平、副所長・張世雄、警官・王などは、雇った数人の用心棒を連れてきて、強制的に劉建軍さんを虎の椅子に座らせた。劉建軍さんが邪悪に協力しないというと、魏、張、王と他の用心棒は有無を言わせず飛びかかってきて、劉建軍さんを殴った。魏建平は革靴の両足でもっぱら劉建軍さんの傷がある足を、力を入れて蹴った。劉建軍さんはずっと大きな声で「法輪大法は素晴らしい!法輪大法は素晴らしい!」と叫んだ。悪人は前後の見境なく怒って、更に狂暴に劉建軍さんをめった打ちした。魏建平、張世雄と王は順番に強く、劉建軍さんにびんたを食らわせた。
劉建軍さんの叫び声は悪人を震え上がらせた。かれらはとても恐れて、テーブルを拭く雑巾で劉建軍さんの口をきつく縛った。劉建軍さんは左右に頭を揺り動かして、少し隙間が出ると叫んだ。かれらが手を止めるとすぐ引き続き叫んだ。しっかりと5、60回くらいは叫んだ。悪人は夜9時まで劉建軍さんを虎の椅子にすわらせ、まるまる一日、水も、飯も与えなかった。
迫害を制止させるために、劉建軍さんは留置場でずっと断食で抗議した。12月28日、悪人は数人の看護メンバーを連れてきて、強制的に劉建軍さんに食物注入を行った。測定時、何回も血圧が測れなかったが、その後血圧が極めて微弱な情況のまま、悪人は食物注入を行った。留置場の看守課には劉という責任者がいた。劉は8、9人の受刑者を操って、家畜に対応するように、劉建軍さんを床に押し倒した後、飛びかかった。用心棒らは頭を押したり、足を押したり、腕を押したりした。劉は大きな皮靴で劉建軍さんの頭を強く踏んだ。劉建軍さんの口から吐き出されたものは他の受刑者らに拭かせず、全て劉建軍さんの顔で擦った。悪人は食物注入にゴム管を使い、力を入れて何度もむやみにつっこんだ。何回も差し込めないと引っ張り出しては再び差し込んだ。当時の苦しみは言葉で表わせない。殆ど毎秒毎秒窒息の危険があった。
注入したのは全て塩と少量の品質の悪い粉ミルク、そしてその他の不明の薬物だった。注入が終わると、劉建軍さんは息が苦しくなり、呼吸は差し迫って、口の中はとても乾燥し、喉が渇いてその苦痛は耐え難かった。連続して3回食物注入された後、劉建軍さんは足が腫れ始め、赤く腫れ、痛み出し、その後、紫になり、黒になり、皮膚はもうすぐ破れそうに光り、きりきり痛んだ。劉建軍さんは本当に辛抱することができなくて、ひっきりなしに叫び始めた。その上10数日間も水を一滴も飲まず、ご飯を一口も食べなかったため、顔色が青白くて、骨と皮ばかりにやせこけて、体はすでに極めて衰弱していて、まったく起きられなくなり、動くこともできなかった。
2006年1月5日、まるまる15日の迫害を受けて、劉建軍さんの全身は傷で痛み、気息延々となっていた。彼は他の受刑者らに車に運ばれ、また南営坊派出所に移動された。邪悪な警官は彼が持っている全ての鍵を探し出して、彼がアルバイトをしていたコンピュータの店に送り届けた後、ほうほうの体で逃げ去った。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/9/118323.html) |