香港市民:中国での迫害について、香港議員の救援を呼び掛ける
【明慧ネット2005年11月19日】香港市民・董銘さんの一家は中国浙江省杭州市で法輪功を修煉して、身心ともに受益した。しかし中国で法輪功が迫害されてから一家は常にかき乱され、不法な捜査や、強制連行等を繰り返された。年老いた父親は脅迫されて半身不随になり2005年3月19日に亡くなった。老いた母親はショックで寝たきりになった。ようやく香港に来て落ち着いたが、ビザの期限が切れるのも近い。
董銘さんの従姉・華国香さんは2004年8月に浙江富陽市警察によって家から不法に強制連行された。いまは莫干山女子労教所にいるが、酷く迫害をされている。いま董銘さんは香港の議員に支持と助けを呼び掛けている。以下は董銘さんが中国にいる法輪功学習者の親戚が迫害されたことについて香港の議員さんたちに書いた手紙である。
尊敬する香港立法会議員と区議員様
私は香港市民の董銘です。いま中国にいる不法収容された私の親戚が早く解放され、家族が迫害をされないように、また父親の魂の鎮魂のため、あなた達の支持と助けが必要です。私は2003年香港に定住しました。しかし中国にいるとき迫害されたことを思い出すと心が震えます。文章の長さと時間に限りがあり、私は自分と家族が迫害されたことについて簡単に述べます。
私の故郷は浙江杭州市です。97年に法輪功を修煉する前は、私達一家は全員病気で借金だらけでした。私は家のため14歳で学校をやめ働きましたが、過労と栄養不足で病気になりました。97年7月17日に私達は法輪大法と出会い、柔らかい動作、真・善・忍の深い法理と大法弟子の善良が私達の運命を変えました。修煉の過程で、私たちの病気は治り心身共に元気になりました。三カ月後私は妊娠しました。それ以前は、体質が悪く病気が多いので妊娠は不可能と医師から言われました。私の懐妊で一家は大喜びでした。私の変化を見た家族と友達も修煉をし始め、私たちは真・善・忍に従って一家十数人は元気で平和に暮らしていました。双子が産まれ、一家は幸せでした。
99年7月20日、悪党江xx集団は善良な大法弟子を迫害し始め、610オフィス、公安、団地の係員たちは、むりやり私達の家に侵入してきて、本やテープが没収され法輪大法と決別することを命じられました。天から地獄に落ちたような感じでした。私は大法のよさと師父の慈悲を自ら体験し、師父は私たち一家の身体を調整してくださいました。私達は一元も払わずに恩恵を沢山受けました。しかし悪人は師父に無実の罪をきせて、大法弟子達を不法連行し、監禁、拷問をしました。私は心が痛み、寝ることも食べることも不安でした。
2000年に歩き始めたばかりの息子たちをつれ、従姉の華国香さんと一緒に真相を伝え、
迫害を受けた人々のために北京へいきました。広い北京で私達が話せる場所はなかったので、仕方なく天安門で「法輪大法は良い!」と叫んだ数秒後に、私達は逮捕され酷く打たれました。公安局に連れて行かれたとき見たのは、小さい子供からお年寄り、男、女、あらゆる人が殴られて血だらけでした。中の1人の法輪功学習者は全身が血だらけでした。手足は一緒に縛られ黒くなっていて、手と足の感覚も既になくなっていました。その時大勢の警察がきて私と従姉の訊問を始めました。私達は自らの体験を説明し小さい子供達も静かにしていました。彼らはこの光景を見て、本心で話してくれました。「法輪功学習者はみんないい人です。我々はただ上の命令で仕方なくやったことだ」といいました。その会話のあと、私達は解放されました。
家に戻ってからも私達への迫害はつづきました。不法な強制連行、逮捕、脅迫され、洗脳される等々を絶えずされました。1回目は10日の拘留、2回目は15日の拘留、3回目は1年を言い渡されました。毎回不法に強制連行されて、子供達は泣きやみません。近所の人は、「今はなんという社会か!悪い人は放たれて良い人は逮捕される」と言いました。
私は不法逮捕に断食でもって抗議をしました。主人は香港に戻ったらまたすぐ杭州にきて
母は黒髪が真っ白になりました。一家は毎日不安のなかで生活しています。私は真・善・忍を修練して、接触した人はみんな私がいい人と言いました。従姉と彼女のお父さんは迫害を続けて受けました。従姉は私の叔父の娘です。文化大革命の期間は、叔父は村の幹部をつとめた正直な性格で、迫害を受け子供達は学校へ行くことも出来ませんでした。母は叔母と彼らの7人の子供を引き受け、一家族が二家族になりました。
従姉・華国香さんは現在50歳です。仏を信じ、誰にも優しくていい人です。法輪功を修煉
する前は、幾つもの持病を持ち手術を繰り返して苦しんでいましたが、97年私の変化を見て修煉し始めました。字も読めないけど彼女は一所懸命練習して病気は治りました。思いもよらぬことに、真・善・忍を信じるだけで、中国では迫害されました。北京から帰ると従姉は不法に強制連行され、あれから連行、尾行、騒擾の繰り返しです。2003年彼女は杭州市東明山洗脳クラスに一カ月半迫害され、家に戻った時は骨と皮しかありませんでした。
2004年8月5日 従姉は再び人に法輪功の真相を伝えたとき不法に強制連行され、40日拘束されました。公表なし、手続きなし、証拠なしで2年の刑を不法に判決されました。9月22日に徳清労教所へ強制送りになり、酷く迫害されました。その時、従姉の夫は交通事故に遭い生活ができない状況でした。数カ月後、従姉の夫と息子は従姉と会ってから、私に泣きました。私に心配をさせないように詳しい状況は教えてくれませんでしたが、おそらく一回の面会は1000元もかかりますのでかなりの負担です。 その迫害は親戚にまで広まりました。2004年、私の甥は公安大学に合格しましたが入学出来ませんでした。2002年にもう1人の甥が軍隊に合格しましたが、入隊は許されませんでした。今の江沢民政権では中国人の人権はありません。嘘をいって中国人を騙すだけです。私は長距離電話を何回もかけましたが、向こうからは罵声しか聞こえませんでした。労教所に電話をかけてもこの人はいませんと言い返されました。次の日にかけたら、彼女に迫害をしていませんと日々嘘をついています。それでも私は電話をかけ続けます。なぜなら、私は従姉の安否を心配しているからです。特にいま労教所での法輪功学習者への迫害は酷いです。
電話をかけ続けると「ここは銀行です、ここは商店です、ここは豆腐屋です」と嘘ばかりでした。私の父は農村の企業で23年間働きましたが、会社の事故でリストラされ、補助も退職金も全然ありません。父は不服で上の部門に話しましたが、誰も聞いてくれません。仕方なく、借金で病気を治療しています。85年薬物中毒で両足が崩れましたが、1999年8月父は法輪功を勉強し始めて、まもなく2カ月でまるで別人のようになりました。顔色もよく、歩くのも速く、知人は父のことを見て、「法輪功は素晴らしい、2カ月であんなに若返った」といいました。しかし、法輪功が迫害された後、父は自身の体験を人に言っただけで不法に、強制連行され脅迫され、父は心身共に打撃を受け2004年9月寝たきりなって、2005年3月19日に亡くなりました。
父が危篤のとき、唯一人の娘である私は、父の最後に会う事が出来ませんでした。私の心は痛みましたが、家族は私が帰ると逮捕されるかもしれないので、帰ることは許されませんでした。私はショックでただ電話の横に寝て父の最後を待ちました。電話で自分の悲鳴を伝えました。
母も6年の迫害で精神は崩壊寸前でした。父が亡くなり、母も病気で倒れてしまい、母しかいない私の気持ちは不安でした。ようやく母は香港について法輪功を煉習しはじめ、安定
した生活で元気になりました。しかしビザはもうすぐ切れます。私は老いた母が迫害されないように、ここで皆さんの支援と助けを求めています。中国にいる法輪法学習者は、貴方の助けが必要です。
私はここで従姉・華国香さんの救援のため、皆さんに助けを呼び掛けます。ありがとうございました。
董銘
2005年11月1日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/11/19/114838.html) |