日本明慧


王力宏(ワン・リーホン)さんはNYに行く(「同一首歌」に出演する)予定はない
——中国共産党の邪悪な公演の宣伝には嘘があふれている

【明慧ネット2006年1月18日】最近、中国共産党がアメリカとカナダで大規模なコンサート(「同一首歌」)を催すと公言した。その意図は明らかに中共の法輪功への迫害の真相を暴露する、新唐人テレビ局が主催する「全世界華人新年特別公演」を邪魔するためである。中共の宣伝によると、1月23日にニューヨークの「新唐人テレビ全世界華人新年特別公演」と同一の場所で歌謡祭を催し、台湾アーティストの王力宏(ワン・リーホン)さん、張恵妹(アーメイ)さん、齊秦(チー・チン)さん、潘ウェイ柏(ウィルバー・パン)さんらが招待されて公演すると語っている。しかしこの宣伝はうそがあふれている。

 ある法輪功学習者は1月17日の午後、台湾・烏来で開催された台湾の原住民アーティスト、ブラン・ヨウガン(不浪尤幹)さんの追悼式に参加して、トップアーティストの王力宏さんと彼のマネージャーに偶然会った。この学習者はまずマネージャーに尋ねた。「あなたは『同一首歌』(「同じ唄」)を聞いたことがありますか?」彼女はないと答えた。そして学習者はこの2日間、王力宏さんがニューヨークに行って出演するかどうか尋ねた。マネージャーはニューヨークに行く予定はないと答えた。法輪功学習者は引き続き、「『同一首歌』は法輪功学習者への精神的な迫害と洗脳する際に使われ、血生臭さにあふれた歌なので、私達は王力宏さんがこの歌謡祭に参加しないように望んでいます。彼のこれからの演奏活動に影響する可能性もあるので、これらの資料を王力宏さんに渡して下さい」と言った。マネージャーは資料を受け取り、すぐに資料を読み始めた。そして「同一首歌」が大陸の労働教養所で法輪功学習者を迫害するために用いられているという資料を見た時、非常に厳粛な表情になった。

 中共は王力宏さんが「同一首歌」と題する歌謡祭に参加し、「龍の伝人」を歌うと嘘を撒き散らしたのは、より多くの人が道徳と精神を壊滅する「悪魔の行進曲」を見るために企んだことである。これは中共のやりくちで、法輪功への迫害の手を海外に延ばし、多くの海外の人士に精神的に惑わせ、迫害を取り繕おうとしているのだ。

 「同一首歌」は中共が法輪功学習者を強制的に洗脳し「転向」させ、そして残虐な拷問を実施する警官および「ユダ」と一緒に合唱させる歌である。情報によると、法輪功学習者が不法に連行され、労動教養所に入られる度に、いわゆる転向させるための洗脳がすぐに始まる。残虐な拷問と脅しの下で、一部の人が仕方なくいわゆる「転向」した後、「転向」に参与した悪らつな警官とともに「同一首歌」を斉唱することになる。その洗脳の方式は手段を選ばず、数々の残虐な拷問、脅迫、強姦などがある。労動教養所の普通の受刑者でさえ、「同一首歌」を耳にすると、誰かが各種の残虐な拷問の迫害の下でしかたなく悪らつな警官に妥協し「転向」してしまったことがわかる。

 台湾演芸協会理事長の余天さんは、誰がニューヨークに行って「同一首歌」の歌謡祭に参加するのか、誰が調印したのか、謝礼(お礼)がいくらかなどを調査すると言った。

 台北市演芸労働組合理事長の楊光友さんも追悼式で法輪功学習者から、中共は王力宏さん、張恵妹さん、齊秦さん、潘ウェイ柏さんらが、中共のニューヨークで開催される「同一首歌」歌謡祭に参加すると公言した。「同一首歌」は中共の労動教養所で法輪功学習者を迫害するために用いられているもので、この裏には幾千、幾万もの中国大陸の法輪功学習者が迫害の中の数え切れないほどの苦難と血の涙が背景としてある。楊さんは目を大きく見張って、大変驚き、帰ってからこのことを伝え、誰が参与したかを早速調べると言った。

 その法輪功学習者は、アーティストたちが、この中共暴政の法輪功学習者への残酷な殺戮と迫害の真実を知り、引き続き悪人の悪事を助けないように、むやみに無辜の民を殺す賛歌を歌わないように信じている、と言った。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/1/18/118970.html