日本明慧


「九評」、「ガラ」、「同一首歌」について、大局から考える

 文/アメリカ大法弟子

 【明慧ネット2006年1月23日】最近、中共は莫大な資金を払って、人権迫害の象徴となっている「同一首歌」をニューヨークで公演しようとしている。その裏で邪悪が按排した目的は、このような形式で、われわれのガラを妨害することだけではなく(ニューヨークでのガラの成功で、邪悪の目的は完全に崩壊した)、もっと主要な目的は、この機会を利用して自分にエネルギーを補充することだろう。ここで個人の認識を簡単に述べたいと思う。

 多くの同修が理解しているように、われわれの「ガラ」は衆生を救い済度する強力な形式である。それは、法輪功学習者が創り出した番組にはみな巨大なエネルギーがあり、その中には法の要素があるからである。このような番組は、衆生が好きな形で現れるので、喜んで見たり、聴いたりするうちに衆生に受け入れられる。衆生がいったん受け入れると、われわれの正念に含まれているエネルギー、正念がある場は、ミクロから邪悪の毒素を取り除くことが出来る。彼らは自ら受け入れたので、取り除く効率も高くなる。実は、現在衆生が真相を知らないように妨害する要素は、ほとんど邪悪が人々の頭に残したいろんな毒素である。師父は「『九評』が発表されて、たった一カ月で全中国に知れ渡りました。これは全ての人、特に中国人に与えるためのものなので、必ず全ての人に機会を与えます」(『米国西部国際法会での説法』)と言われた。

 師父がこの法を講じてから既に一年過ぎたが、脱党させる仕事はまだまだ遅れている。私が理解しているのは、人々は機縁があるとしても、『九評』のことを聞き、『九評』を読んだとしても、少なくない人はやはりそれを認めようとしないだろう。彼らを妨害する要素は、つまり邪霊が長期的に彼らの頭に残したいろんな毒素であり、例えば「党文化」の観念などのようなものである。われわれが様々な方式で、智恵を持って衆生の頭の中の邪霊の要素を取り除いてあげれば、彼らは知らないうちに真相を受け入れるだろう。

 立場を変えて言えば、邪霊とでたらめな鬼は滅亡の直前になっても、文芸の形でエネルギーを補充しようとしており、人々の頭の中の邪悪な要素を強めて真相を知らないように妨害しようとしているが、これは瀕死のあがきに過ぎない。真相を知らない観衆が、邪霊が操作して迫害の象徴となっている歌を主題とする番組を見ると、邪悪の要素は観衆の頭に入り込み、彼に附いてエネルギーを吸収することが出来るだろう。それは、観衆は自ら行ったため、憑き物は簡単に入ることが出来る。中共の計画は、テレビ放送を通して中国の観衆にも放送しようとしたが、それは邪悪がこの機会を利用して、もっと多くのエネルギーを取りたかったからだ。この意味では、真相を伝え、正念を以って人々を毒害する邪悪の「同一首歌」公演を否定することは、両方の軍隊が対戦するとき、敵が食糧を隠しているところを焼いてしまうように、邪悪がエネルギーを補充しようとする計画を失敗させることと同じことであろう。

 ニューヨークの学習者が初めて「同一首歌」の裏の邪悪について関係部門に真相を説明するとき、一部の同修は「ラジオ シティ(Radio City)は大きい会社なので、そんな簡単に契約を破らない」と思っていた。しかし、「同一首歌」の組織は内部から大乱がおき、歌手が次々と出演を拒否している。しかし、今回の公演計画はまだ廃棄されておらず、邪悪はまだあがいている。だから、われわれが正念を強め続けていかなければならず、すべての観念を捨てなければならない。師父は、「皆さん覚えてください。皆さんこそ、今日の人類社会の主役であり、衆生に最も注目されている生命です。また、皆さんはこの世の全ての人の未来の生命を決めています!」(『2005年カナダ法会での説法』)と言われた。私の理解は、師父を信じ、法を信じれば、世の中に邪悪な公演をする機会は必ずなくなるだろう。

 法理から『九評』を広めること、「ガラ」のことと「同一首歌」公演に反対することの関係を理解し、法を正すこと、衆生を救い済度することなどを大局から見れば、これらのことは全て相互補完のことであり、矛盾することではない。こういうことが分かれば、人心を持ってそれらの関係を量ることはなく、より効率的に衆生を救い済度することができるだろう。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/23/119266p.html