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ニューヨーク:ラジオシティーミュージックホールの前で「迫害伴奏曲(同一首歌)」を暴露(写真)

 【明慧ネット2006年1月25日】(ニューヨーク明慧記者=采菊)この一週間、法輪功学習者はニューヨークのラジオシティーミュージックホールの前で、拷問の実演を行い、2006年1月23日夜ニューヨークのラジオシティーミュージックホールで公演された歌謡祭「同一首歌(同じ唄)」の真相を伝えてきた。2000年の始めから、中共は「同一首歌」を利用して法輪功学習者に精神上の迫害や洗脳を加えた。この歌には、中共が犯してきた挙げきれないほどのたくさんの罪悪や、数千万の中国大陸の法輪功学習者が迫害され経験した数えきれないほど多くの苦難、血と涙という背景が隠れている。

 法輪功学習者・張而平さんは次のように指摘した。「『同一首歌』は中共が精神上で法輪功学習者を迫害するシンボルで、暴行を覆い隠す伴奏曲である。ある話によると、中共は大勢の心理専門家を集め、心理学を運用して法輪功学習者を転向させる手段を研究させた。『同一首歌』はその手段の一つである。まず学習者の精神が崩壊するまで様々の残虐な拷問を繰り返し行い、学習者が妥協した後、「同一首歌」を歌わせ、洗脳が成功したことを宣告して「転向」の効果を強化する。だんだんと労働教養所の受刑者でさえ分かってきたが、この歌を聞くと、拷問に耐えられず妥協した学習者が出たという」。

ラジオシティーの前で「同一首歌」を暴露する法輪功学習者
迫害を暴露するための残虐な拷問の実演

 2ヶ月前、大陸から救出された法輪功学習者・王慧敏さんは、広州市花城出版社で美術編集者に勤めた。新聞記者会見で、王慧敏さんは「残虐の拷問と『同一首歌』に順番に苦しめられ洗脳されたことにより、善悪や尊厳に対する認識、意志が潰され、捻じ曲がられた」と述べた。王慧敏さん本人は、広州市東山区の洗脳班で、最高の音量で繰り返し流された「同一首歌」により、気が狂いそうになった。王慧敏さんはニューヨークの民衆が、この「同一首歌」の背後にある邪悪と血生臭い残酷さを見極め、中共が血生臭い暴力に満ちた「迫害伴奏曲」を民主国家に輸出することを停止させるよう呼びかけた。

 北京労働教養所に不法に拘禁されたことのある法輪功学習者・陳剛さんにとって、「同一首歌」は一連の恐怖と繋がっているものであった。労働教養所で陳剛さんは電気棒で電気ショックを与えられ、15日間連続して眠らせなかった。陳剛さんは「転向された法輪功学習者は、みな騙され、ごまかされ、あるいはそれらの残虐な拷問に耐えられず、妥協したのである。中共は新しく転向された人に「同一首歌」を歌わせ、転向が成功したことを祝う」と述べた。

 23日午前に、王慧敏さん、陳剛さんなどの法輪功学習者5人は、中央テレビ局と「同一首歌」主催者・孟欣、劉志強を提訴する訴状を、米国連邦ニューヨーク南区裁判所に提出した。裁判所の召喚状は米裁判所職員により、孟欣、劉志強に手渡された。

 弁護士・韓さんは、「孟欣と劉志強は『同一首歌』公演の総プロデューサとディレクターとして、中共中央テレビ(CCTV)に協力し、法輪功学習者を陥れる宣伝材料を製作し、当局による法輪功学習者に対する不法監禁・洗脳などの行為への煽動・補助の疑いがある」と指摘した。また次のように表明した。「1999年7月中共は法輪功への迫害を始まってから、『同一首歌』は法輪功学習者の信仰を迫害する中での一つの重要な手段となり、中共官吏と警官が暴力をもって洗脳を行い転向させたことを祝うしるしにもなり、610オフィスに大陸の各労働教養所に広められた。『同一首歌』の総プロデューサ・孟欣とディレクター・劉志強は中共テレビ局の要求に応じて、極力それに協力した」。

 原告の弁護士テリー・マーシュ氏は「法輪功に対する迫害の中で、CCTVの『同一首歌』は残虐な拷問と同じく、とても肝心な一部分である。23日にラジオシティーで公演された『同一首歌』はCCTVの宣伝、残虐な拷問、洗脳と直接に関連している」と述べた。

 最新の情報によると、「同一首歌」は、中央テレビ局により組織され、外国の華人団体が主催されたように見えたが、その裏には、法輪功迫害のスパイ機関——「610オフィス」に命じられ、行われた重要な「政治任務」であった。中共の各国駐在の大使館はそれを最も重要な政治任務として全力で協力する。その目的は中共に協力し、法輪功を迫害することや迫害の裏にある血生臭さを覆い隠しそうとし、中共による法輪功への迫害を認めさせるよう、海外の人々を騙すことである。

 1月23日に法輪功学習者は朝から夜まで、ずっとラジオシティーミュージックホールの周辺で横断幕を挙げ、真相資料を配った。夕方、学習者は高音量スピーカーで真相を流した。人々はうそに騙されず、うやむやに邪悪と同調せず、自分の権利を見直し、自分の生命を大切するよう期待し、もっと多くの真相を知り、是非をはっきり見分けるよう呼びかけた。


(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2006/1/25/119446.html