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長春黒嘴子女子監獄で迫害に遭い、宋彦群さんは危篤状態

 【明慧ネット2006年1月21日】法輪功学習者・宋彦群さん(34)は、長春黒嘴子女子監獄(吉林省女子監獄)で2年間に亘り迫害され、体重が30キロしか残っておらず、危篤状態に陥り、再度監獄医院に入れられ、輸液を受けている。同時に心臓と肝の病気も伴っている。宋彦群さんの父母は直ちに外の病院で治療すべきであると要求したが、監獄生衛科科長・宮雲霞は許可しなかった。

 宋彦群さんは、吉林省舒蘭市生まれで、以前はハルピン大徳日本語学校の英語教師をしていた。2003年11月27日、郭威をリーダーとする舒蘭市公安局の警察に不法に強制連行され、拷問の後に不法に12年の判決を言い渡された。長春黒嘴子女子監獄で肺結核に感染した。彼女と一緒に監獄医院に入院している人の中で同じ病例は4、5件もある。2005年5月、宋彦群さんは長春黒嘴子女子監獄で「伸ばしの刑」、「八つ裂き」などで拷問された後、正常に道を歩くことが出来ず、少しずつ足を動かすだけである。肺結核の病状は極度に悪化した。

 長春黒嘴子女子監獄は最初から最後まで、家族に宋彦群さんの病状を教えようとせず、外部にはずっと隠しと騙しで通した。2年が経ち、その期間に宋彦群さんは強制的に思想改造、「伸ばしの刑」 と 「死人ベッド」の刑などの拷問に遭い、眠ることを許されず、強制的に体罰、殴る蹴るなど言葉の暴力は日常茶飯事である。国家の法律では、監獄医院は肺結核伝染患者を収容してはいけないとはっきり示している。

 長春黒嘴子女子監獄は強制思想改造の目的のため、宋彦群さんに対して全面封鎖、隔離、4人体制で見張るなどの手段を採り、同時に彼女を囲んで無差別に、邪悪なうそを注ぎ込み、一刻も休まず彼女に無理やり聞かせ、邪悪が造り上げたでっちあげを見せ、彼女の頭を朦朧とさせて、精神的に麻痺させようと企んでいる。そして立て続けに宋彦群さんに対し「伸ばしの刑」を行った。伸ばしベッドを使って固定し、手足をそれぞれ紐でベッドの上に固定した後、板を抜く。腰部分だけが中間にある五ミリぐらいの鐡管に支えられ、他の部分の体は宙に吊るされている。毎日24時間この状態で縛られ、トイレなどは誰も気に留めず、「転向」に至るまで続けられる。

 そして今、宋彦群さんの病状(肺結核)は再度悪化し、監獄医院に入れられ、医院は毎日彼女に輸液を行っている。たったの2年で、宋彦群さんの体重は30キロしか残っておらず、労働能力を失い、何も出来なくなっている。監獄医院責任者・宮雲霞は「宋彦群の現在の病状は予想つかない、いつ悪化するか分からないから結果は保証できない。彼女は検査をし終えたばかりで、まだ結果が出てない」と話した。

 宋彦群さんは監獄医院に二回入院している。監獄と医院は彼女の病状に対し、全て把握している。彼らはただ親族に納得する説明が出来ないだけである。そして宋彦群さんの病状が悪化し、入院しているにも関わらず、監獄の人たちは彼女に対する思想改造と精神的な迫害を忘れない。

 長春黒嘴子女子監獄で直接宋彦群を迫害した犯人は、武澤雲(改造副監獄長)、歴剣(獄政科副科長)、周園(強制思想改造頭目)、教育監区監区長 李源、曹紅、魏麗慧、武春玲(教育隊)、カク幹事、韓紅、生活衛生科科長 宮雲霞。監獄で直接法輪功学習者の迫害に加担した犯人は、李海燕、胡秀梅、於秀艶、郭冬梅、金順華、呂桂春、姜麗華、左仁梅等である。

 吉林黒嘴子監獄の拷問迫害により、少なくとも7人の法輪功学習者が殺されている。吉林市の於立新さん、鄧世英さん、樺甸の王秀雲さん、遼源市の楊桂琴さん、楊桂俊さん、四平市の韓翠媛さんと徳恵の姜春賢さんである。吉林省女子監獄は外部に対し、情報を厳密に封鎖しているため、これらの犯罪事実は数百人の法輪功学習者を迫害している長春黒嘴子女子監獄の氷山の一角にしか過ぎない。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/21/119128.html