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迫害を受けることを恐れて、密かに法輪功を学ぶ警官の妻

 【明慧ネット2006年1月17日】

 *迫害を受けることを恐れて、密かに法輪功を学ぶ警官の妻

 関内(万里の長城の東端)のある村に小玉という女性がいる。勤勉で才能がある、小玉さんは家事がとてもうまくできる女性で、彼女の夫は鎮派出所で警官を務めている。彼女の家庭は割りに収入が良く、生活は裕福であった。しかし小玉さんには頭痛という頑固な病気があって、病気が発作するとどんな薬も効かなかった。

 同じ村には小玉さんの良い人柄を知っていて、彼女に大法を得させようとする一人の大法弟子がいた。しかし、小玉さんは敢えて大法を修煉しようとしなかった。それは夫の仕事が最も重要だと思っていたからであった。ある日、その大法弟子は小玉さんの病気が発作して、苦しむ様子を見ると、本当に心が痛くなって、真心をもって「あなたにプラスになるので、やはり大法の本を読んだほうがいいよ」と伝えた。

 病気は発作すると本当にひどかった。そして、小玉さんは誠実な心で『転法輪』を読み始めた。知らないうちに、頭痛は消えていった。『転法輪』を半分ぐらい読んだ時、上級機関から法輪功に対する迫害を強めるという話があった。小玉さんは夫を巻き添えにすることを恐れて、自分の本心に背いて、大法の本を返した。

 しばらくして、小玉さんの頭痛は再発した。その苦しみはまさに言葉で語ることはできなかった。彼女の夫はその様子を見て、「これはいけない」と言って、派出所に行って大法の書籍を探そうとした。しかし、派出所にいた大法の本はいつの間にすべて上級機関に渡したらしく、一冊もなかった。こうして、小玉さんの夫は仕方なく、再びその大法弟子から本を借りてきた。そして、小玉さんは自宅で密かに法輪功を学ぶしかなかった。

 現在、小玉さんのような人はたくさんいる。法輪大法は素晴らしいとはっきり分っていながら、迫害を受けることを恐れて、敢えて法輪功を修煉できない人がたくさんいる。是非善悪がまったく逆になり、真っ赤な嘘が社会に流されている中、迷いの中の人々は正に苦しんでいるのだ。

 *悪党と悪党が育てる警官の邪悪さ

 私の出勤する道の側には、二人の女性が朝食を売っている。一人は年寄りで、もう一人は中年である。年寄りの女性はとても痩せていて、白髪がいっぱい生え、80歳に近い。寒い冬に彼女たちを見ると、心から憐憫の意が生じる。中年の女性は、見た目は35ぐらいの様子である。彼女は、自分はリストラされた従業者であると私に伝えた。私は彼女たちが母と娘の関係か、それとも姑と嫁の関係か、それとも祖母と孫の関係かは知らない。私がはっきり分かっているのは、彼女たちは中国で、貧困層で苦しみもがく、幾千幾万人の中のこく普通の二人であるということだ。
 
 ある日、私は朝食を買いながら、彼女たちに真相を伝え、真相資料を渡した。中年女性は真相資料を受け取ると、敏感に周囲をさっと見回し、その後、すばやく資料をカバンに詰め込み、「法輪功のことを言ってはいけません。私の同級生の母親は、会社から養老年金が支給されず、養老ができないため、上級部門へ陳情に行きましたが、警官に捕らえられた後、法輪功をやっているという罪に落とされました。彼女の家族は500元のお金を手渡すように強要され、仕方なく言われた通りに、警官にお金を渡すしかなかったのです。養老年金は一銭ももらってくることはできませんでした。共産(悪)党は確かに非常に悪くて、警官は土匪と同じです」と私に言った。
 
 中年女性の話を聞くと、私は更に共産悪党の邪悪さとそれが育てた警官の人民を食い物にする無恥をはっきり見分けることができた。なるほど、だから中国にはこのようなはやし歌があるのだ。「過去に土匪(その土地に住みついて害をなす集団)は深山にいたが、今土匪は公安にいる」。
 
 中共邪霊を徹底的に解体するその日こそ、中国人民が真に幸福に生活できる始まりである。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/1/17/118622.html