メディアは李祥春氏が受けた中共の迫害に注目（写真）

　【明慧ネット2006年1月27日】(明慧記者＝王英さんの総合報道)米国民・李祥春（チャールズ・リー）氏は、法輪功の真相を伝えようと、2003年1月22日、中国広州国際空港に到着と同時に逮捕され、3年間にわたる中共の迫害を受けた。多くの人々が李氏を救出するために各地で、救出活動を展開した。2006年1月21日に彼はついにサンフランシスコに戻り、空港で法輪功学習者らと友人の歓迎を受けた。李祥春氏は「中共が一米国国民に対して死の淵まで虐待するとは思わなかった」と語った。李祥春氏の遭遇は多くの民衆の関心を引き、広範囲のメディアの注目を引き寄せた。

　李氏がアメリカに戻った1月21日、彼が居住しているSan Mateo County Timesの記者レベッカ（Rebekah Gordon）さんは、サンフランシスコに行って取材をした。翌日の報道では、40歳の米国民・李氏は法輪功学習者であると報道した。アメリカの国連航空便がサンフランシスコ国際空港に到着したとき、婚約者・符泳青氏と挨拶した後、彼はすぐメディアに囲まれ、祝福者たちは法輪功の横断幕を開いて歌を歌った。

　報道では、李氏の友人・張雪容さんは、「李氏の家族はアメリカ領事館を通して李氏の96ページもある一通の手紙『南京刑務所からの手紙』を受け取っていた。その手紙は2003年5月に書いた手紙である」と紹介した。手錠をつけられていた李氏は8日間の断食を行った後、やっと手紙を出すことが出来たのである。

　手紙によると、李氏は殴打、睡眠の剥奪等の虐待をうけており、強制的に靴やクリスマス灯篭飾りを作らされ、強制的に毎日数時間の精神的な「再教育」を受け、煉功を禁じられたことなどについて書かれてあった。拘禁されて3年目にアメリカ領事館は李氏の家族に李氏は当時呼吸が難しく、心拍が早すぎるなどの症状が出ていたことを伝えている。

　李氏が一人の医師として、中国に監禁された事件は全アメリカの注目を引き寄せ、氏を救援するサイトhttp://www.rescuecharles.orgには5700人近い人が署名した。音楽家・zhubokeさんは「チャールズ李氏に自由を」という歌を創作した。

　ＡＰ通信、ニューヨーク・タイムズ、サンフランシスコ・クロニクル、インターナショナル・ヘラルド・トリビュー、KESQテレビ局とモントリオールのヘラルドなどのメディアは李氏が監禁中に受けた各種の迫害をありのままに報道した。李氏は中国で苦難を受けたが、「私は自分がやっていることは正しいと思っており、私は正義の味方である。彼らは邪悪だ。これらのすべてが私の信仰を更に固めてくれた」と語り、中共は彼の法輪功に対する信仰を変えることが出来なかったと報道した。

（中国語：http://www.minghui.org/mh/articles/2006/1/27/119618.html）