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中国に関する人権報告書にドイツの学生は驚愕

 文/ドイツの大法弟子

 

藤氏が法輪功の中国における迫害の現状について説明

 【明慧ネット2006年2月4日】2006年の旧暦新年の間、国際人権協会(IGFM)のレーマー氏はドイツ・ヒャム(Cham)市在住の藤敏氏と共にヒャム市周辺に位置する二つの学校(Neutraubling・Ktzting)で、中国で起きている人権侵害の真相を紹介した。

 

校長は人権報告の説明をする

学生たちは静かに「天安門焼身自殺事件の真相について」のドキュメンタリー映像を見た

 藤氏はまず法輪功について紹介し、功法を演示してから、「想像してみてください(一人の女性法輪功学習者が座禅する写真)。あなたは功法をしたために中国の労働教養所に拘禁されるか?」と題するポスターを見せて、中共の法輪功を迫害する本題に入った。学生たちはスクリーンにうつる中国の法輪功学習者が残酷な迫害を受けているのを見て、被害者に対する同情および迫害に対する怒りを感じた。子供たちの想像をはるかに超えた残酷な迫害が、今日の中国で今もなお行われている。

 15分間におよぶドキュメンタリー映像の中では、中共が法輪功を罪に陥れるために演じた天安門焼身自殺事件の真相が説明されていた。これを見た学生たちは中共が迫害すると同時に、被害者である法輪功学習者に対する民衆の憎しみを扇動する悪らつな手段を再確認することができた。

 レーマー氏は学生たちに、今年彼が「真善忍」のTシャツを着て中国で法輪功の真相を伝え、迫害を停止するよう求めた旅を紹介した。

 ショッキングな映像が溢れる人権報告を見て、学生たちは大変驚愕した。ある学生が、中国の現状は近いうちに改善する可能性があるかについて質問したとき、藤氏はこれに対して、すでに700万以上の中国人がインターネットで脱党声明を発表しており、中共の崩壊はもう目の前まで来ている。邪悪の根はもうすぐ絶たれると答えた。それをきいてその場にいた学生と教師たちは興奮の表情を隠せなかったようだ。報告終了後、みな「共産党についての九つの論評」をもらった。校長自身も今回の報告に関心を寄せ、中共について本当の情報を知りたいと話した。学生の中には、今後中国の人権問題について続けて知りたいとして、電話番号を残した。ある女子学生が後に電話の中で、もうひとつのクラスで法輪功についての報告を発表するという話は、藤氏とレーマー氏を喜ばせた。

 今のところ、ますます多くの学校は当該人権報告書を教学の中に組み入れると予定している。地元の新聞社も、「人権とは、すべてのところで享受できるものではない」というタイトルでこの人権報告を報道した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/4/120092.html