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吉林省柳樹市の法輪功学習者・李鳳芹さんは迫害されて死亡

 【明慧ネット2006年2月2日】吉林省柳樹市の法輪功学習者・李鳳芹さんは2005年10月11日午前、国保大隊の悪らつな警官に連行され、ゆすられ、殴られ、野蛮に鼻から食料を押し込められるなどの迫害に遭った。十日後危篤になって家族は彼女を柳樹市病院に入院させた。検査結果、医者はすでに手遅れでどうすることもできないと言い、その後の準備などを進めるよう家族に話した。2006年1月30日、李鳳芹さんは50歳過ぎで亡くなった。

 昨年10月11日午前、李鳳芹さんが友人の楊秀華さんの家にいるとき、突然、市公安局警官数人が乱入してきて、国保大隊まで連行された。国保大隊の警官は革靴で容赦なく李鳳芹さんの足を蹴り、李さんは地面に倒れ、右足はずっと歩くことができなくなった。当日の午後2時過ぎ、悪らつな警官張徳清に強行してパトカーに押し入れられ留置場に連行された。当時、李さんは胸に痛烈な痛みを感じ、息をするのも困難になっていた。留置場に着いた後、李さんは車から降りることさえできなくなっていた。悪らつな警官・柴文革は、強行して彼女を車から引っ張り、張徳清と一緒に彼女を留置場に引きずり入れた。李さんは力がぬけて地面にへたりこみ、囚人が彼女を監視室まで引きずって入れた。

 李さんは絶食で迫害に抗議して7日目に、牢獄の警官は李さんを医務室に引きずって行き、鼻から食料を押し込んだ。彼女に鼻から食料を押し込んだ監獄の李医者らは彼女を担架に縛って、それから鼻に無理やり管を突っ込んで、漬物の水、とうもろこしの粉を入れた牛乳などを詰め込んだ。翌日、李さんは担架に横になって強制的に医務室に担がれた。李さんの両手を縛って、鼻から食料を押し込んでいた数人が「押し込むのを止めよう、押し込んでもまた吐くから、人を苦しませる必要はない」と言った。しかし、そのとき女性警官・滕慶玲は「いいんだ、吐いてもまだ残りがある。おまえの言うことなど聞くものか!」と叫んだ。

 10日目の午後、李さんはすでに座ることもできなくなった。医者は検査をした後、何も言わずに出て行った。午後6時になって、家族が彼女を迎えに来たが、彼女は囚人に担がれて出てきた。

 家に戻ってから李さんは嘔吐し始めた。吐いたのは全て緑の水で、翌日から注射を打ち始めたが、相変わらず吐き続けた。家族は李さんを柳樹市病院に入院させた。そのときの医者の検査によると血圧はなく、脈もなく、瞳孔は拡大し、血液を抜くこともできず、針を刺すこともできず、お腹は大きく膨れ、腸閉塞と診断された。しかし、病状は非常に重大で、手術も不可能で、医者は何もできなくて、家族にその後の準備を進めるよう話した。李さんはすでに意識不明になったため、家族は長春医科大学付属の第二病院に送った。検査した結果、血圧がなかったので、応急手当を14時間受けてやっと目覚めた。李さんは毎日輸血やアルブミンなどの点滴を受けて、生命を維持していたが、2006年1月30日にこの世を去っていた。家族は彼女の病気を治療するために七、八万元を費やした。

 柳樹市の国保大隊と正陽派出所は互いに結託して、昨年10月上旬に李鳳芹さん、楊秀華さん、温鳳海さん、高雲蘭さん、柳樹芹さん、蘇玉才さん、高鳳蓮さん、陳淑傑さん、楊勇忱さん、楊長松さんら10人の法輪功学習者を不法に連行して迫害した。悪らつな警官はそれぞれの家族から1万数元、3千元、2千元などの金額をゆすっていた。

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(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/2/2/119971.html