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【明慧ネット2006年1月28日】(明慧記者王瑛 総合編訳報道)イギリス法輪功学習者は2006年1月27日、ロンドンの中共大使館の向かい側で記者会見を開き、中共大使館が暴徒を唆し、法輪功女性学習者を襲撃した事件を激しく非難した。担当しているスコットランドヤードは、この事件を厳重処理すると話した。
イギリス法輪功学習者は、2002年6月5日から、中共の法輪功に対する迫害を制止させる為、中共の大使館の向かい側で24時間平和的な抗議をしており、1月24日夜も、学習者・高鬱冬(イギリス国籍)さんは、で静かに座って抗議をしていた。当夜、大使館内では祝賀会が行われており、人が出入りしていた。9時頃、中国人男性が大使館から出てきて道路を横切り、向かい側で抗議をしている高さんの後ろにまわると、突然コップ一杯の酒を彼女に掛けた。そして足で蹴るなど暴力を加えた。高さんはすぐに立ち上がり、向かいで勤務していた警官に通報した。しかし男は後を追い、さらに拳で高さんの頭部を殴ったので、高さんは地面に叩きつけられされそうになった。この時、警官も駆けつけ、その場でこの男性を逮捕した。 この事件は中共大使館の向かい側にあるイギリス王室建築学院門前で起き、ビルの壁に設置されているビデオカメラに、事件発生の一部始終が記録されていた。現在、スコットランドヤードは関係ビデオテープを証拠品として保管している。高さんは「警官と私、そしてビルの職員と一緒にビデオテープを見ました。この男性は中共大使館の中から歩いて出てきました」と話した。 高さんは記者に「頭の傷の部分が熱くてヒリヒリし、次の日の午前中から痛み始め、頭部も腫れ上がってきました。仕事をしていても、頭部に痛みと麻痺感があり、注意力を集中させるのはとても難しい。私たちの大使館前抗議はすでに三年半が経とうとしていますが、このような暴力事件に遭ったことはありません」と話した。 高さんは、また「この事件は中共大使館と関係があり、暴徒は大使館の中から出てきました。現在警察は調査段階にあり、すぐに明らかになると思います。99年7月に江沢民による法輪功を迫害する政策が実施されてから、中共大使館もイギリスで同様の迫害政策を遂行しました。社会で法輪功をそしる他、期限がきた何人かの学習者のパスポートの延期を拒みました。同時に大使館内と彼らのホームページに全て法輪功を中傷する宣伝材料があり、海外華人に法輪功への憎しみをあおっています。従って、今回の事件で中共大使館は逃げられず、彼らが海外で大量に広めた法輪功に対する憎しみが、今回の襲撃に繋がった原因です」と語った。 イギリス法輪功協会代表者 ぺーター ジェゥハル氏(Peter Jauhal)は記者会見の中で「私たちはイギリス国内で発生した、中共大使館員が公の場で人権を踏みにじる行為にびっくりしている。私たちは警察側に法輪功学習者を襲撃した暴徒を非難告発するよう呼びかけた」と話している。 今回の暴力襲撃事件が発生した後、事件を担当しているスコットランドヤードは、この事件を厳重処理すると話した。
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