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貴州省女子労働教養所:法輪功学習者を迫害する手口

 【明慧ネット2006年2月2日】法輪功学習者は「真善忍」を基づいて自分を厳しく律し、良い人になるよう努力している。しかし、貴州省女子労働教養所ではいろんな非人道的な手口で、学習者の精神にも肉体にも迫害を加えている。その手口は非常に残忍で悪らつなものである。以下に例を挙げる。

 一、「包挟」

 貴州省女子労働教養所では、「攻堅組」という法輪功学習者を迫害する専門グループがある。グループは受刑者である麻薬使用者で主に構成されており、常に学習者を監視し苦しめる。それらの人は「包挟」と呼ばれる。善弁、残酷無情、更に体がたくましく、人を殴ることを恐れず、きつく人を縛ることのできる人ではないと、「包挟」にはなれない。

 教養所で「攻堅室」があり、約3平方メートルの暗い部屋で、部屋に「包挟」が座る用の小さな腰掛けのほか、何もない。「攻堅室」に呼ばれた学習者は6人の「包挟」に監視されている。「包挟」は3時間ずつ交代し、1回は2人で、学習者を苦しめるよう警官に要求される。「攻堅室」で学習者は毎日24時間立たされ、「壁に向かって反省する」よう強いられる。その間に「包挟」にののしられたりする。学習者が少しでも目を閉じたり体を動かしたりすると、すぐにも「包挟」が飛びかけて殴ったり蹴ったりした。長時間立たされ、お腹から足までの下半身が腫れあがり、歩けなくなった学習者もいれば、体中青紫色になり、つねられたため、ただれてしまった学習者もいる。未婚の女性の学習者に対し、乳房など敏感な部分をつねったりするほか、下半身を蹴ったりし、体中傷だらけにさせる。犯罪行為が暴露されると、「学習者が自分で自分を殴ったので、私と関係がない」と「包挟」は言う。「攻堅組」に苦しめられているところを、無意識に手をすこし挙げた女性の学習者がおり、「私たちを殴ろうとする」と言った「攻堅組」は水に浸った麻縄でその女性学習者を縛った。

 どんな手口を使ってもかまわないが、学習者に「転向」させさえできれば、期限を減らしてくれると「包挟」は言った。一人の学習者を「転向」させれば、数十日間の受刑期限を減らすことができ、「攻堅」(学習者を苦しめる)する時、最も残忍で最も残酷な人は、受刑期限を最も多く減らすことができる。そのため、「包挟」らは、学習者にいろんな残酷な手口を尽くした。例えば、夏に法輪功学習者に綿入れの服とズボンを着させ、一日中太陽の真下で立たせ、晒させる。意識不明になって倒れてしまっても、強引に引っ張られ、立たせられ続けた学習者が大勢いた。冬に、厚着させず、そでを巻き上げられ、風の強いところで立たせ凍えさせる。腰を90度ぐらいかがめさせられ、暗渠の中で立たされた学習者もいる。学習者がトイレに行く回数を制限し、通常一日3回だけで、たとえ学習者が下痢をしても、3回以上トイレに行かせない。やむを得ずズボンのまま用を足す学習者がいる……このような迫害は一日も停止したことがない。

 二、「用を足す」札

 労働教養所で、法輪功学習者は毎日トイレに行く回数は厳しく制限されるほか、決められた時間に用を足すしかできない。毎日朝、昼、夜一回ずつで、ほかにトイレに行くことを許されない。法輪功学習者を除いた他の受刑者たちはこの制限がない。

 法輪功学習者がトイレに行くとき、まず「包挟」が警官の事務室に申請に行き、同意を得た後、「用を足す札」を受け取る。2人の「包挟」が法輪功学習者を連れてトイレに行く。2人の法輪功学習者がお互いに話したりすることのないように、1人の「包挟」は法輪功学習者と一緒にトイレに入って監視し、もう1人の「包挟」はトイレの外で待っている。「包挟」は口実を作り、申請に行かない時もあれば、(トイレに行くことは)許可されていないとうそをつく時もある。そのため法輪功学習者が我慢できず、ズボンのまま用を足さなければならないことがしばしばある。

 「用を足す」札の名前は労働教養所の非人道な行為を暴露しやすいため、労働教養所側は2002年末に「用を足す」札を「出入り」札に改名し、迫害を覆い隠そうとした。

 三、「キャッシュカード」

 キャッシュカードは、監禁された人が使うために、家族が支払っておいた現金をカードにしたもの。労働教養所に監禁された人が、教養所の中の売店で買い物をするとき、このカードしか使えない。

 労働教養所では、「転向」していない法輪功学習者が自分で、売店で買い物することを許されず、「キャッシュカード」を「包挟」に渡し、買ってもらうことになっている。それでも警官に審査されて許可されたものしか買えない。警官が必要ないと思うと、その物品を買えない。トイレットペーパー、歯磨き、洗剤など必需品しか買わせないときが多い。

 このような買い物制度のため、多くの法輪功学習者の「キャッシュカード」は「包挟」に濫用されていた。学習者本人がまったく気づかないが、警官は知っていながら、見て見ぬふりをして、「包挟」が経済上で法輪功学習者を圧搾することを放任した。700数元も「包挟」に濫用された学習者もいた。

 貴州省女子労働教養所で「死亡指標」がある。「打ち殺しても自殺と見なす」ので、迫害にどんな悪どい手口でも使い尽くす。

 2002年、ある麻薬使用者は貴州省女子労働教養所に拘禁された。多くの法輪功学習者が拘禁されたことに理解できず、「『転法輪』は実は私も読んだことがあり、良い人になるよう教えている、とても良い本だと思うが、どうして大勢の法輪功学習者が逮捕され拘禁されたのでしょう」と身の回り人に聞いた。すぐにも警官に報告する人がいた。そしてこの麻薬使用者は、数日間も庭に立たされ、さらに監禁期限も数ヶ月間延期させられた。



(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2006/2/2/119958.html