日本明慧


「えーと」「あの」がもたらした奇縁

 文/ドイツの西洋人学習者

 【明慧ネット2006年2月15日】私はドイツのミュンヘンに住む西洋人の法輪功学習者です。私は中国語ができません。ここには中国人がたくさんおり、本来ならば、より多くの真相資料を中国人に伝えることができます。私は中国語の『九評』を持参しましたが、中国人と会ったときに渡すことができませんでした。彼らと会話することは大変難しく感じたからです。しかも、何度も中国人だと思っていた人と話をすると、はじめて彼らは日本人、韓国人、あるいはベトナム人であることに気づき、私は彼らの間にどのような違いがあるかを区別できずにこのような誤解を招くことになりました。しかし、何度も繰り返し観察していくうちに、やっと彼らの間における差異に気づくようになりました。私の経験からしてみれば、すべての中国人は会話するときに、少なくとも一度「えーと」「あの」を使います。もし区別しづらいときには、アジア人たちがこの言葉を使っていなければ、中国人でない可能性が極めて高いのです。

 ある土曜日、私は電車で家に帰っていると、突然後ろにいた人が私の区別できる中国語を使っていることに気づきました。なぜなら、中国人の同修が「えーと」「あの」をよく使っているからです。「あ、中国人だ。今回は間違いない」と私は思いました。振り返ってみると、本当に若い中国人男女2人ずつが立っていたのが見えました。見た目は非常に親切そうだったので、彼らに『九評』を渡しました。しかし、彼らはそれを受け取らず、そのうち一人がドイツ語で「いえ、けっこうです」と言いました。「あなたたちが本当に見るべきものです」と私は繰り返し彼らに言いました。4人の中のある女性が、非常に読んでみたい様子にしていましたが、横の中国人を恐れて受け取ろうとしませんでした。

 仕方なく私は『九評』をかばんに戻して電車で家に帰りました。しかし、物語はここで終わってはいませんでした。

 家に帰ってご飯を食べてから家事をして、私は同修と一緒に学法するため、もう一人の同修の家に向かいました。さきほど4人の中国人との間に起きたことは、もはやこれ以上考えもしませんでした。しかも今回、私は逆方向に向かうバスに乗ろうとしていました。バスに入ると、車内には数人の乗客しかいませんでした。正確に言えば4人しかいませんでした。それは、さきほど電車で出会った4人でした。そして、「えーと」「あの」と話していました。

 わたしたちはお互いを見合いました。明らかに彼らは私を思い出したようでした。なぜなら彼らは私に「こんにちは」と声をかけてきたからです。私はまさか、と思い非常に驚きました。その4人の中国人も同じように驚いていました。そこで私は「あなたたちでしたか。本当に偶然ですね、なんと偶然なんでしょう。なぜなら、あの電車とこのバスにはまったく交差点がなく、逆方向に向かっているうえ、わたしたちが再会したのは、数時間が経過してからのことだからです」

 今度は、私は彼らに『九評』および中国語版の大紀元新聞を手渡し、新聞にはちょうど法輪功の創始者・李洪志先生の写真が載っていました。私が常にこの新聞を持ち合わせていましたが、まったく中国人に渡すことはできませんでした。さきほど私を拒絶した若い男性はすべての資料を受け取り、そして、さきほど『九評』を読みたがっていた女性に渡しました。この若い男性もただちに大紀元の新聞を読み始めました。

 バスは終点に着き、私たちは一緒に降りました。私は地下鉄に乗り換え、彼らも違う方向行きのバスに乗るようでした。別れる際、彼らは私に対して友好的で、笑いながら手をふっていました。

 実は、たくさんの中国人は大法を大きな縁があります。しかもこの縁は、たとえ非常に困難な状況下でも常につながっているものです。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/15/120856.html