日本明慧
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【明慧ネット2006年3月17日】成都市青羊区国税局の職員・朱均秀さんは2005年10月に、成都市公安局金牛支局にでっち上げの罪を着せられ、成都市公安局留置場に監禁されている。最近、朱さんは金牛区裁判所に8年の刑を下された。この時、朱さんは迫害により、すでに正常に歩くことができなくなり、他人に背負ってもらいながら法廷に現れた。 朱さんは99年法輪功が迫害されて以来、さまざまな形で迫害を受け傷つけられた。2000年、朱さんは、政府に真実を伝えるため、北京に陳情に行き、公安局に拘留、監禁された。何を言っても聞いてもらえず、強引に陳情の権利を剥奪され、会社からも除名された。 正常の陳情の道を断たれた状況の下、朱さんは2000年の末に現地の人たちに真相を伝えた。再び逮捕され、1年の労働教養を処せられ、資中楠木寺女子労働教養所に送られた。労働教養所で、朱さんは教養所の職員と職員に指図された受刑者に、まったく人間性のない方法で、精神的、肉体的に苦しめられた。例えば、壁に向かって立たされる、数日間連続で立たされる、会話は禁止、長期間牢屋に監禁される。 労働教養所から釈放されたまもなく、朱さんは隣に住む人に真相を伝えたため、現地の派出所の警官は朱さんを連行しようと強引に押し入ろうとしたが、朱さんはドアを開けなかったため、警官は何日も家の周りを包囲した。やむをえず朱さんは布団のシーツを縄にして、7階から脱出をしようとしたが、落下して重傷になった。 少し回復した朱さんに、またしても成都市公安局肖家村派出所の警官は、罪をでっちあげ、夫婦二人を逮捕した。警官は朱さんを知られていないところに監禁し、拷問をかけ、ひどく殴打した。九日間眠らせない、強い光で目を照らす、目を閉じると蹴ったり殴ったりする、タオルを汚い水に浸して目のところに縛りつけ、汚い水が目に入ってしまう。ビニール袋を頭にかぶせ、窒息で死にそうになってビニールを取った。このような拷問は何回も繰り返され、極めて大きな傷を受けた。 このような非人間的な蛮行に対し、朱さんは断食で抗議し、刑務所の受刑者に強引に食物注入された。苦しめにより息絶え絶えになった朱さんを、警官はやっと保釈した。今回の8、9ヶ月にわたって拷問により苦しめられ、朱さんは体が長期間回復できず、目が一度失明し、長い間視力が戻らず、そして気絶することも度々あった。 夫が3年の労働教養を処せられ、経営していた2つの工場、1つの材木会社は、公安局に潰された。経済上の損失は1千万元(1億5千万円)で、夫が苦心して経営してきたものが台無しになってしまった。朱さんの20数万元の現金は、公安局に不法に差し押さえられた。2005年9月〜10月、朱さんは返金を求めたが、逆に連行、監禁され、8年の懲役を言い渡された。
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