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「彼らは満足に食べさせてくれず、私はとてもおなかがすいている」
—重慶デン江監獄が法輪功学習者を迫害する真相

 文/西南の法輪功学習者

 【明慧ネット2006年3月21日】今月11日午前10時過ぎ、家族はやっと重慶デン江監獄で袁慶生さんに面会することができるようになった。そのとき腰の曲がった袁さんは、親戚の前までやっと歩いてきて、非常に痩せこけていた。袁さんを見て、家族のみんなは非常に驚いた。弱々しい手が窓によりかかり、明らかに手がただれていた。彼は、それを家族に見せたくはなかった。窓際によりかかっていた手は紫色になっていた。袁さんの周りで二人の警官が監視していた。

 袁さんは家族に、「大丈夫だ。ただ彼らは満足に食べさせてくれず、私はとてもおなかがすいている」と言った。それを聞いた家族は、急いで袁さんのためにビスケットと玉子を買ってきた。ビスケットを2枚食べたところで、残りはすべて警官により強制的に没収された。

 それを見て家族は警官に、なぜ食べさせてくれないのかと聞いたところ、警官は「上からの命令だ。間違いを認めれば十分食べさせてやり、すぐに釈放することもできる。これは国の規定だ」と答えた。

 袁さんの親戚は、警官に偽善な嘘を信じ込み、袁さんに間違いを認めるよう求めた。そこで袁さんは、「いや、私は間違っていない」と答えた。警官は、「こいつは非常に幼稚で、ここに来ても認めず、くだらない信仰で我々を変えようとしている」と話した。警官らは完全に、中共に洗脳され、「自分たちは国による特別な訓練を受け、くだらない信仰を持たない」と話した。

 重慶江北地区に住む法輪功学習者・袁慶生さん(54)は、重慶長安株式会社の職員であった。99年7.20以来、北京で陳情した後、不法に2年の労働教養処分に処せられ、西山坪労働教養所で不法に迫害され、危篤状態に陥り、2002年4月に保釈された。帰宅してからも、袁さんは人々に真相を伝え続けていたが、2004年4月に同僚に真相ディスクを渡したため通告され、倍陵の各地をさすらうようになり、2004年5月に地元の公安に逮捕され、7年の実刑判決を言い渡された。

 法輪功学習者の袁さんは、倍陵で迫害されている間、常に監獄側に、真善忍と大法を伝えていたので、監獄側は非常に恐れていた。袁さんの家族が彼を見舞いに来たとき、監獄側は、「袁さんは転向に同意せず、また、いつも法輪大法は素晴らしいと叫んでいた」との理由で面会を拒絶した。袁さんが自分の信念を捨てず、大法の素晴らしさを信じ続けていたため、監獄側は彼を迫害することができず、より厳しい迫害を受けた。

 袁さんの家族は、監獄で何度も見舞いを要求しても許されなかったが、ついに2006年3月11日、ついに袁さんと面会することができ、袁さんがあまりにも痩せこけていたため、非常に驚いた。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/3/21/123325.html