日本明慧


正しく信じる一念について

 文/大陸の大法弟子、静悟

【明慧ネット2006年3月26日】それは、私は一生忘れられない出来事だった。師父は私に、生と死、大法の素晴らしさ、そして危機一髪のときに正しく信じる一念を見せてくれた。

 事件は次の通り。去年、80歳の父と74歳の義母が修煉し始めるようになった。義母は文字が読めないため、いつも法を聞いていた。父は義母と一緒に大法を学び、絶えることはなかった。私もよく父たちと一緒に学法していた。両親が法を得てから4ヶ月が経ち、大法の法理もある程度までは分かっていた。

 去年9月上旬のある日の午後、私が家に着くと義母は、「きのうの夜中からずっと下痢をして、トイレに十数回も行ったのよ。お腹がすごく痛くて我慢できなかったけど、朝には治って、それからずっと家事をしていたの。これほど早く治るなんて、自分でも不思議に思っているのよ」と言った。それを聞いて私は、「それは師父が母さんの体を浄化し、あなたの心性を高めているのですよ。師父の浄化でなければこんなに年をとっている母さんは耐えられませんよ」と答えた。

 私は続けて義母に、「これはすべていいことですね。母さんの心性を見ています。大法は直に人心を指摘し、心性さえ向上できれば、魔難が小さくなり、母さんがおおきくなり、魔難は一歩だけで乗り越えられますよ」と答えた。それを聞いて義母は、「そうだったのね・・・」と答えた。「魔難が来たとき、母さんは自分が修煉者であることを忘れ、自分は大法弟子であることを思い出せなかったみたいですね。もし母さんは、私は修煉者だ、師父が見てくれている、この関門はすぐに乗り越えられると思えば、ただちに大法の素晴らしさと奇跡を感じるでしょう」と話した。

 ちょうどそのとき、私は義母の額から豆粒ほどの大きな汗がにじんでいたのを見て、「どうしたの」と聞くと、義母は「もうだめだ」と言ってベッドに倒れた。これは共産党の黒い手、卑しい鬼が妨害しているのだと私はただちに悟った。そこで私は、師父におるご加持を求めながら、母さんの背後にある邪悪な要素を取り除くよう正念を発して、義母に「師父と大法を信じて、師父と大法について行くのですか、それとも恐れる心と迫害してくる卑しい鬼について行くのですか」と言った。

 それを聞いて義母は「師父について行きます。決して恐れる心のもとで、卑しい鬼にはついて行きません」と話し終えた瞬間、「私は元気になったよ」と義母は言った。

 この正しく信じる一念を見て、私は師父が「米国西部国際法会での説法」の一節を思い出した。「ですから、一人の修煉者にとって、自らを堅め、如何なることがあっても動揺しないという確固たる正念があれば、これこそ素晴らしいのです。金剛のように、磐石のごとく確固としていれば、誰もあなたを揺るがすことができません。邪悪はあなたを見て恐れてしまいます。もし困難の前で、念が非常に正しければ、邪悪の迫害や妨害を前にするとき、あなたが言った、正念の強い一言は邪悪を直ちに解体することができ、(拍手) 邪悪に利用された人がすぐに逃げてしまい、邪悪のあなたに対する迫害はすぐ消え、邪悪のあなたに対する妨害を即刻になくすことができます。正しい信念というこの一念だけですが、この正念を守りきることができる人は、最後まで歩むことができ、大法によって造られた偉大な神になるのです。」

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/3/26/123667.html