ワシントンタイムズは蘇家屯事件を報道
【明慧ネット2006年3月25日】ワシントンタイムズは2006年3月24日、同紙のコラムニストであるビル・ガーツ(Bill Gertz)の文章を掲載した。文章は一人の中国記者が瀋陽の郊外にある蘇家屯地区で発生している「臓器摘出事件」を披露したことを報道した。
報道によると、最近アメリカに亡命した金鐘と名乗る中国人記者は、海外のマスコミの取材を受け、蘇家屯地区で発生している「臓器摘出事件」を暴露したという。
金鐘さんは「最初に『臓器摘出事件』を聞いたのは去年の10月と12月のことで、臓器を摘出されたのはみんな法輪功学習者であり、これは謀殺であり、国家による謀殺であり、この行為は制止されなければならない。私はこのことをすでにアメリカ政府や国会議員に報告した」と言った。
金鐘さんはさらに蘇家屯秘密収容所には6000人以上の法輪功学習者が監禁されており、臓器を摘出された後に、臓器移植を待っている国内外の人々に転売されると話した。
金鐘さんに情報を提供したのはこの秘密収容所に勤めていた医者の妻をも含んでいる。この医者は長期にわたって臓器摘出作業をし、厳重な精神障害となってしまった。その後、この医者の妻も中国を逃げ出した。このほか数名の当該収容所に勤めていた人々が同様なことを暴露した。
金鐘さんは「私は自分の本当な身分を隠さなければならない。なぜなら私は中共スパイの脅威を受けている。私は二回ほど真実を暴露したことで逮捕された。最近、ついにアメリカに逃げることができた。私は政治亡命をしたい」と本音を漏らした。
また、金鐘さんの話によると、臓器を摘出された後、死体は「死体焼却炉」に投げ入れられ、痕跡を消される。焼却炉で勤める人々は死体から腕時計やアクセサリーなどの物品を持ち去るという。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/25/123645.html)
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