付永安さん夫婦が北京公安に不法逮捕され、娘が海外で救援を呼びかける
文/大法弟子
【明慧ネット2006年3月29日】北京の法輪功学習者・付永安さん、劉香蘭さんが2006年3月29日、自宅で不法に逮捕された。現在、劉さんは海淀清河看守所に送られている可能性がある。付さんの行方はいまだ分かっていない。アメリカ・ダラス在住の付さん夫婦の娘・付チンさんは、法輪功学習者と正義ある人々にこの事件を明らかにし、父親の行方を捜し、中共に両親の無条件釈放を求めた。
付チンさんは24日、両親に電話をかけたが留守だった。3月19日に北京公安が両親の家に押し入り、彼らを連れ去ったことを後で知った。付さん夫婦が使っていたパソコンも押収された。消息筋によると、北京市公安局はパソコンの中から法輪功に関する文章を見つけ、これを証拠に、二人に判決を言い渡そうとしている。
付永安さん(63才男性)と、劉香蘭さん(63歳女性)は夫婦で、北京出身の元北京海淀区清華大学の職員だった。夫婦は1995年9月に法輪功の修煉をはじめ、1999年4月25日、上申に参加した。法輪功弾圧が本格的に始まった1999年7月20日、初めて逮捕された。その後、いわゆる敏感日のとき、警察は何度も彼らを不法拘留した。
今回、付さんたちが連行されてから9日後の3月28日、彼らの息子は母親の手紙をうけとり、そこには着替えの服と200元の人民幣を用意するようにと書かれていた。また、物品を北京市海淀区清河鎮龍岡路25号東区2−6#に送るようにとも書かれていた。劉さんは手紙の中で、夫もたぶん同じところに監禁されていると予測していたようだったが、彼女自身は、現在まで付さんの行方がわからないことを知らないのだ。
付チンさんの紹介によると、彼女の両親は文化大革命の時、江西農場に送られ、吸血虫病にかかった。この病気は血液の病気で、寄生虫が血液に生存し、血液が流れているところが全部影響をうけ、治る薬はなかった。北京に戻ってから、彼らはある「実験療法」を受けた。それはある種の毒を人体に与え、「毒をもって毒を制す」方式で寄生虫を殺す治療法だったが、母親の容態は悪化し、神経系統もダメージをうけた。父親は、修煉をはじめる半年前に腎臓結石の病気にかかった。1995年、二人は法輪功を始めてから、健康状態が明らかに改善した。父親の腎結石の症状が消え、母親も薬を投与しなくて済み、治ったのである。
付チンさんは、いち早く両親を救うために、状況を知っている人がいれば情報を提供してほしいと訴えている。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/3/29/123963.html)
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