法輪功学習者は人権侵害で蘇家屯事件を訴え、国連が立案調査へ

文／法輪功人権

【明慧ネット2006年4月1日】法輪功人権は2006年3月15日、中共蘇家屯集中収容所で行われている法輪功学習者の臓器を摘出し、販売する事件を国連関連の人権機構数箇所に対して訴えた。国連人権機構の多くの職員は同事件に対して驚愕し、行動を取るべきだと意見を出した。中共が法輪功に対する迫害は、誰もが認める事実であり、同件のような獣にも劣る行いが国際社会に暴露されたのは初めてである。同時に、法輪功人権は欧州連合議会に対して、蘇家屯事件についての訴えも正式に提出した。

　国連拷問調査官マンフレド・ノアク氏は、蘇家屯では少なくても6000人の法輪功学習者が殺害され、売買目的で臓器を摘出された訴えを受けたことを明かした。ノアク氏は、同行為はすべての国際人権公約に違反し、拷問のみならず、生命が生きる権利を剥奪した行為でもあると指摘した。ノアク氏は3月30日、ロイター通信社のインタビューに対して、蘇家屯集中収容所について調査を行っていると示した。

　ノアク氏は、2005年12月に中国にて拷問についての視察を2度行った。国連で中国へ視察し、拷問の調査を行ったのは始めてである。同氏の調査報告書によると、拷問は中国国内では普遍的に存在し、中共の法輪功に対する迫害は非常に深刻であると示し、拷問の名称を大量に羅列した。また、中国にある刑務所の数は世界トップであり、拷問に関連する案件の内、法輪功は60％を占めているという。同氏は、中共当局に対して、労働教養制度を廃止し、監禁しているすべての人を解放するよう呼びかけた。

　国連拷問調査官による中国の拷問調査報告書の内容は次の通り。

英文版（国連ホームページ）
http://www.ohchr.org/english/bodies/chr/docs/62chr/ecn4-2006-6-Add6.doc

　法輪功人権は国連に対して、ハルピンの学習者・任鵬武さん、福建省寧徳市の学習者・孫瑞健さん、広州市の学習者・?潤娟さん、そして石家荘市の学習者・左志剛さん達が迫害され死亡したのち、臓器が摘出されたことも訴えた。

　また、1999年中共が法輪功に対する迫害を開始し、絶滅させる政策の下で、法輪功学習者が大量に行方不明になった。海外にいる法輪功学習者の親族、黄万青さんの弟・黄熊さんと胡志華さんの弟・胡志口さん達の名前を挙げた。

　法輪功学習者は世界各地の民衆からの支持を得ている。
http://www.falunhr.org/te/index.php?signature=1&lang=en

以下は、一部の支持者からの応援メッセージ：

英国のＮ マスパラット・ローゼさん
この情報を迅速に広げるようにすべきだ。真理が必ず勝つのだ。皆さんのことをこころから祈る。人間の上にはさらに高い法則があり、悪人や悪事を逃すことはないのだ。差し出したものに対して、将来の何時かはそれに見合う報いを受けるのだ。拷問を強いた者は必ず懲罰を受けるのだ。

米国のキム・トステンソンさん
すべての苦難を耐え忍ぶ法輪功学習者の皆さんに、こころから敬意を払うと同時に、私は皆さんの境遇を常にこころに銘記し、共に人類にとっての最低限の人権を守るよう努力したい。皆さんにお祈りを捧げる。

カナダのビクター・Ｊ・ロベルさん
私はＣＡＷの人権活動家で、皆さんからの資料は同委員会の担当者に渡す。我々の委員会の議会で通過すれば、カナダ各地の支部へ同資料は配布される。ＣＡＷは平素から各種拷問迫害を強く反対している。

カナダのブレア・フィルドさん
これは非人道的で、人類の基本権利を無視する驚愕事件である。中共当局に対して、これらの行為を負う責任を追及すべきである。同行為はジェノサイトと同様な犯罪である。

オーストラリアのダン・ハミルトンさん
私は人権を無視する中共政府に強く反対する。

米国のルイス・ウィックストロームさん
信仰、言論、集会、出版および貧乏に陥らないことに関する自由は、すべての人々にとって非常に重要である。

ハンガリーのＫ．コボクスさん
迫害された人々を救援する方法は分からないが、今後は奴隷製品の不購買に決めた。

コスタリカのゲリー・マホンさん
共産主義のテロ暴君、独裁者に追随する者が未だにいることに驚いた。このままでは、我々も奴隷のように酷使されるのだ。

イギリスのジェニー・ファインレイさん
私は今から、ヤフーおよびグーグルに対して排斥し、中国製製品をボイコットする。

米国のジョイス・ピーアさん
私は如何なる奴隷製品も購買しないことに決めた。人々がこれほど虐待されるとは遺憾である。世界が良くなるように努力を緩めないで欲しい。

米国のジャン・ウェルさん
中国製品を不購買するよう努力する。米国人を含む裕福な人々、貧困国家からメリットを得ようとすること自体は良くないのだ。多くの人は、中共のような腐敗国家から血生臭い製品の購買に対して、道徳上のとがめを感じないのだ。私は自分の子供および周りの人たちに奴隷製品問題に関心を寄せてもらうように努力する。この種の不道徳、犯罪である経済テロ主義に強く反対する。自信を無くさないでください。この世の中に、善良な人はまだ沢山いるのだ。法輪功は正しく思考させるもので、一般的なものではないのだ。それ故、集権統治者がもっとも恐れるものとなった。正義は明るい日を迎えるに違いないのだ。引き続き、正義のために努力してください。

アイルランドのＪ．ラノンさん
中共当局がこの問題に対して合理的に責任を負う前に、我々は人権問題において、中共当局に対して責任を追及すべきである。

英国のジェニファー・バイフィルドさん
私は今後、決して中国製品を買わない。

米国のシェリル・ヒュートレルさん
中共政府の反人権的行為は恥ずかしく思う。法輪功は中国にとって脅威ではないので、政府の干渉は直ちに中止すべきだ。

南アフリカのリリアン・Ｍさん
神が創造したすべての人を尊重すべきである。他人に期待する態度があれば、自ら先に他人にその態度で接するべきである。犯罪行為は最終的に犯罪者の身に返るのだ。これらの行為は本当に吐き気がしてぞっとする。21世紀にこのように自分の同胞を虐待することがあるとは信じられないのだ。非常に遺憾であり、恥ずかしいことであるのだ。

（中国語：http://big5.minghui.org/mh/articles/2006/4/1/124164.html）