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保定市新市区裁判所で学習者を不法に審問 弁護士は沈着に弁護

 【明慧ネット2006年2月18日】保定市新市区裁判所は2006年2月17日、法輪功学習者・張栄傑さん、支占民さん、劉永旺さん、魏海武さん等を不法に審問した。午前9時30分から午後1時10分にかけて、4人の学習者は皆2人の警官に両側から腋の下に手を入れて支えられて審問された。その中に最も酷く迫害されたのは張栄傑さんらしく、声を出す力さえほとんどなくなり、完全に警官に引きずられて階段を上ってきた。劉永旺さんも両足に感覚がないため、正常に歩くことが出来ず、警官に引きずられて4階まで上がってきた。その中、3人の学習者は髪の毛がほとんど灰色になっていた。審問の全過程において、保定市新市区検察院の悪人・張月龍が証人だが、証言は支離滅裂なものであり、証拠は証言と全く関係ないもので、ただ「合理」、「合法」であると叫ぶだけで、真実の証拠は提出されなかった。

 最後の陳述の過程において、弁護士は公正な立場から、沈着冷静に、大量の事実を以って悪党が学習者を起訴する罪名は成り立たないということを説明した。例を幾つか挙げてみる。

 例1、公訴人が天津でのテレビケーブルを切って他の内容を放送した事件について述べると、「最初は放送した内容は『法輪功の真相』だと言ったが、後は『九評共産党』だと何回も繰り返して言っているが、法廷の現場でその画像を流さないと、どうやってそれが反動言論だと言えるのだろうか、また、どのレベルの法定機関が『九評共産党』は社会を害するものだと証明したのか、また、どの機関がこのように鑑定する資格があるのか、一歩譲って言えば、『九評共産党』は危害があるものだとしても、危害されたのは何か、『政党』だろうか、もしそうだとすれば、どの程度まで危害されたのか。法定上の鑑定がなければ、危害は存在せず、有害の行為も存在しないだろう。もう一歩譲って言えば、『九評共産党』が共産党に危害を及ぼしたとしても、それは一つの政党を危害しただけで、この案件で公訴人の被告人に対する公訴とは全く関係のないことである」。

 例2、法廷の弁護士が支占民さんに「テレビケーブルを切って他の内容を放送したのは個人的行為か、或いは何らかの組織がそのようにやらせたのか」の質問について、支占民さんは「それは個人的行為である」と答えた。このことについて弁護士は、「個人的行為である限り、何の組織を利用することなど言えないだろう。支占民さんに対する公訴も成立しない」と言った。最後に、弁護士の法律に従う説得力のある陳述は、劉永旺さんはテレビケーブルを切って他の内容を放送する事件と関係がないことを証明した。

 学習者が陳述するとき、張栄傑さんは全身の力を出して(非常に小さい声)「法輪功はいつも殴られても殴り返さず、罵られてもやり返しません。われわれが修煉する最高の宗旨は『真、善、忍』です……」(止めさせられた)と言った。支占民さんは何回も大法のために弁護しようとしたが、悪党の法官に禁止された。彼は最後の陳述で「私の陳述は、嘘を暴きだし、真相を伝えることです」と読み始めると、すぐ悪人に禁止された。劉永旺さんは弁護する時、「法廷での審査により、張栄傑さんと支占民さんも言いましたが、今まで2回のテレビケーブルを切って他の内容を放送する事件は私と関係ありません。私自身もこのことに加担したことがありません。では、だれかわたしがこのようなことをしたことがあると証明できるのでしょうか。明らかに、誰かが私を陥れようとしていますが、学習者を迫害することは罪を犯していることです……」(止めさせられた)と言った。

 最後に、悪党の裁判長は、「以上の審問により、合議裁判廷が合議した結果、判決結果は後日にお知らせします」と言った。

 ニュースを見た学習者は、相変わらず正念を以って正しく行い、休まずに、積極的に行ってください。われわれは邪悪の力が足りなくなり、ますます多くの正義の人が立ち上がっていることを積極的に判断し、法を正す過程が快速に進んでいくことにより、邪悪は必ず滅びていくことを信じなければなりません。

 このニュースを見た学習者が、このことに対して発正念するとき、「法輪功学習者・張栄傑さん、支占民さん、劉永旺さん、魏海武さんを迫害する全ての邪悪を解体し、無条件に学習者を釈放する。いまだに邪悪の勢力に利用され、死んでも悔い改めない人(特に国家安全部のスパイ)は直ちに悪の報いに遭え!」との念を入れるようお願いします。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/2/18/121103.html