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アメリカは法輪功学習者の臓器摘出売買の訴えについて調査するよう中国共産党に求めた

 【明慧ネット2006年4月1日】(明慧記者編集翻訳報道)法新社3月1日の報道によると、アメリカは中国共産党に対し法輪功学習者たちの訴えを調査するよう督促しているという。法輪功は、数千人の法輪功学習者が中国共産党の秘密収容所で殺害された後、臓器が摘出されて利益追求のために販売されていると、指摘している。

 

 アメリカ国務院の副スポークスマンのAdam Ereli氏は「中国共産党はこれらの告発を承認していないが、調査を続けることは真相解明に役立つと思います。そのため私たちは中国共産党にこれらの告発に対して調査するよう促しています」と、述べた。

 同氏は「私たちはこれらに関連する報道にとても関心を持っています。私たちは、まだこれらの報道を実証することはできないが、すでに中国共産党政権と接触しました」と、話している。

 記者がこれに対して国際調査の展開を尋ねた時、同氏は「まだありません。私たちはすでに中国共産党にこれらの問題を提出し、彼らに調査を促しました」と、言った。

 法輪功学習者たちは、中国東北瀋陽市蘇家屯の秘密収容所で6000人もの法輪功学習者が収容され、その中で75%の人たちが迫害された後、彼らの臓器が摘出されて販売され、死体は火葬されていると、訴えた。

 法輪功学習者たちは金曜日に発表した声明の中で「かつて瀋陽軍管区で軍医をやったことのある人の証言によると全国に36ヶ所もこのような収容所があり、これらの問題の重大性は人間の想像を絶するものである」と述べた。

 声明は、最大規模な収容所の略称は「672-S」で、この収容所に拘禁されている人数は12万人を超えており、その中には法輪功学習者とその他の「良心犯人」が監禁されていると指摘した。

 3月の初めの頃、アメリカ国務院が発表した年度人権報告によると、中国共産党は1999年から法輪功を禁止して以来、数百人から数千人の法輪功学習者が監禁されて残虐な体刑と虐待により命を落としているという。

 声明は、法輪功学習者は判決を受けて労働教養所に入る以外、一部の学習者たちはもっぱら「法輪功学習者」を迫害するために作られた洗脳班センターに拘束されるという。



(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/1/124210.html