日本明慧


拷問のため武漢市の朱漢竜さんは意識不明となった

  【明慧ネット2006年4月3日】武漢市漢口江岸区三眼橋一村に住む法輪功学習者・朱漢竜さん(30歳男性)は、2005年8月に『九評』を配布した際、通報され一年の実刑判決を不法に言い渡され、何湾労働教養所に投獄された。家族はたくさんの財産および人的関係を通して、朱さんの助けを求めたが、労働教養所は一向に釈放しようとしなかった。

 10月中旬までの3ヶ月未満の間、大の男だった朱さんは傷だらけで非常に衰弱し、腕には数え切れないほどのたばこによる火傷の痕があり、両腕は手錠が擦れてふくらんでいた。頭には一円玉ほどの穴が二つあり、警官が甕で殴ったときにできたものである。傷口は内側に深くへこみ、中は膿や血でいっぱいだった。

 朱さんの家族には、地元に勤める役員、幹部などがいる。これまで、できる限りずっと朱さんを保護していた。今回、朱さんが初めて不法に監禁され、迫害されていることに、家族は関心を寄せている。さまざまな圧力のため、何湾労働教養所は責任を負うことを恐れ、無条件に朱さんを釈放することを容認した。しかし、朱さんの妻、兄、姉はすでに痩せこけて意識がもうろうとしている朱さんが釈放されて出てきたのを見たとき、非常に驚いた(労働教養所で一ヶ月にわたって断食し続けていたという)。傷だらけで意識不明の朱さんを病院に送り、治療を施したが、あまり大きな効果は得られなかった。

 法輪功学習者はこの事件を知ってから、同修を助け、そして周りの学習者の正念の援助のもとで、朱さんは関門をくぐり抜けて生き返った。大法の奇跡が朱さんの傷だらけの身体を再生させた。今回の迫害の中で、肉体的な拷問はもちろん、精神的に受けた打撃はどれほどのものだろう。特に朱さんが労働教養所に監禁されているとき、医者は朱さんにいかなる薬物の注射を行ったかも分からないため、出獄した朱さんは意識がもうろうとして幻想を見るときや、理性的でない状態が続くことが頻繁に生じ、何湾労働教養所に何度も帰りたいと願ったことさえあった。2006年1月、理性的状態でない朱さんは、警官に真相漢口解放公園の入り口で真相資料を配布したことで、再び江岸区洗脳班まで逮捕され、旧暦の正月直前に釈放された。朱さんの状態は非常に危険である。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/3/124318.html