日本明慧
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ジョン・デラー氏はシドニー法輪大法協会を代表して、記者会見で以下のように指摘した。現在2840人の法輪功学習者の迫害死が実証された。もっと多くの学習者が不法に連行された後、行方不明になった。迫害され死亡した学習者の遺体に臓器がないことに気づいた家族もいれば、遺体が見えず、ただの骨箱を手渡された家族も大勢いた。蘇家屯収容所の情報により、中共は依然として法輪功を「消滅」させようと、迫害の手口も残忍極まりないことが分かった。シドニー法輪大法協会は中共の法輪功学習者に対する蛮行を厳しく非難し、オーストラリア政府と国連などの国際組織が直ちに調査に取り組み、中共の蛮行をさらに暴露し、迫害をやめさせるよう呼びかけた。
「法輪功迫害追及国際組織」(WOIPFG)の代表・羅氏は記者会見で、蘇家屯強制収容所における法輪功学習者への虐殺に関与する容疑者の全面的な追跡調査を開始すると表明した。当組織は、あらゆる内情を知っている者に対して、蘇家屯強制収容所で法輪功学習者を殺害することに関与したすべての機関及び個人のリストを提供するよう呼びかけた。また重要証拠提供者の海外脱出や、亡命申請に協力すると表明した。蘇家屯強制収容所への悪行に関与したあらゆるものに対して「一人も見逃すことなく」、そして「天地の果てまで、あきらめることなく、最後まで追及する」と決意表明した。
元中国科学院博士課程の指導教官・李宝慶氏はハンスト・リレーに参加し、中共の蘇家屯での蛮行に抗議した。李宝慶氏は法輪功を修煉したため、中国で4回も不法に拘禁され、洗脳クラスに送られ洗脳を強いられた。奥さん・劉静航氏も、警官に不法に連行され、行方不明になった。李氏の家族や友達は李氏達の行方が分からず、常に心配していた。 法輪功学習者・曾錚氏は法輪功を修煉したため、中国で不法に拘禁された時、「拘禁する目的は転向するためで、信仰を放棄させるためだ」と告げられ、更に、「もし信仰を放棄しないなら、東北のあるところに送り拘禁し、永遠に戻ってこられないぞ」と警官に脅迫された。曾氏は自らの経験をもって、暴露された蘇家屯強制収容所の情報が真実であることを信じて、まだ蘇家屯強制収容所の蛮行の事実に疑惑をもっている人がいることを悲しく思っていると語った。
瀋陽市にある中国医科大学第一付属病院の元外科医・袁宏氏は、自ら目撃したことから、瀋陽市などで行っている臓器移植売買の事実を証言した。中国では腎臓移植手術をするために、死刑囚から、心臓、肺臓、腎臓、肝臓、また目の角膜などを採取していた。同僚の医者や看護婦は迷彩服を着用して、死刑執行の現場に赴き、死刑囚の臓器を摘出した。それは政府の同意を得て、刑務所と警官の協力を得てから行ったものだ。臓器を摘出したとき、犯人はまだ完全に死亡しておらず、死刑囚の家族は、ただ火葬された後の骨灰を手渡された。瀋陽市の病院に10年間も勤めていた医者として、袁氏は最近暴露された蘇家屯収容所で6000人近くの法輪功学習者が拘禁され、臓器売買された事実を信じている。中共の統治下、人々はこのような蛮行に麻痺しており、この行為が違法であり、人権侵害にあたるとは認識していないと述べた。 法輪功を修煉して、中国で8ヶ月も不法監禁されたオーストラリア住民で、画家・章翠英氏は記者会見で、中国温州にいる甥・陳忠信氏が法輪功を修煉したため、不法に3年も拘禁され、いろんな非人道的な迫害をうけ、「死人ベッド」に10日間昼夜にわたり縛リ続けられたことを暴露した。甥・陳氏は釈放された後、また『九評』を印刷したことで、再び逮捕され、現在すでに5か月も行方不明になっている。家族や友達は彼の行方を知らず、両親は非常に悲しんでいる。特に蘇家屯収容所の蛮行が暴露された後、いっそう彼の身の安全を心配していた。章氏は甥の行方を探し当て、調査を行うよう人々に助けを求めた。 「自由中国組織」の代表・趙氏も記者会見で発言した。60年前にナチスの強制収容所の蛮行が暴露されたとき、世界中が震撼し、二度と繰り返させないように誓った。しかし21世紀の中国で、この悠久の歴史と素晴らしい伝統的文化を持つ古い国で、ナチスよりもっと残虐な蛮行が繰り返されている。「自由中国組織」は中国人の人権と自由を獲得するために努力する組織として、オーストラリア政府や他の人権組織と協力し、一日も早く調査団を結成して、瀋陽市蘇家屯への調査を行なうことで、蛮行をやめさせることができると期待している。
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(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/3/16/70862.html) |