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黒龍江依蘭県:張可明さんが迫害により死亡

 文/黒竜江省法輪功学習者

 【明慧ネット2006年4月6日】黒竜江省依蘭県の法輪功学習者・張可明さんは法輪功を修煉していたため、数年来悪党の役人に残酷に迫害されてきた。2006年3月26日、冤罪を晴らすことなく死亡した。張さんは2002年初めに、不法に連行され、迫害により、やせこけて衰弱してしまった。その後更に2年の労働教養に処せられ、長林子労働教養所で残虐な拷問に苦しめられた。

 張可明さん(56歳男性)は、黒竜江省依蘭のボイラー工場の作業員であった。家族3人とも1996年前後に、法輪功の修煉を始めた。修煉する前に糖尿病を患っていたが、修煉した後、全快した。

 99年7月20日に悪党の江沢民グループが法輪大法への迫害を始めた後、張さんの家族は10月に北京へ抗議に行った。「法輪功」のために正義の声を出すためだった。警官に不法に逮捕され依蘭県公安局に護送された。家族全員が持っている、合わせて4千8百元のお金がむりやり没収された。不法に依蘭県第二留置場に拘禁され、拷問にかけられた。そこで張さんは、警官にベルトで叩かれ、「背銬」(一方の手を肩の上から、もう一方の手を下から回し、背中で手錠をかけること)を強いられ、苦しい姿勢を5時間も継続させられた。臀部は青黒くなった。不法に1カ月拘留された後、3千元の罰金を科せられた。釈放された後、警官・崔国棟はいつも張さんの家へ嫌がらせに行き、法輪功の書籍を没収したりした。

 2000年に室外で煉功したため、依蘭県政保科の警官・竜徳青、韓雲傑に不法に45日間拘留された。張さんは断食で抗議したため、釈放されたが、3千元の罰金を取られた。

 2001年10月、張さんが真相資料を配っていたところ、村民に告発され、団山子郷の警官・張煥友に不法に連行され、依蘭県ホテルに拘禁、迫害された。両手をトイレの暖房管に手錠で固定され、さらに悪らつな警官に体を引っ張られたため、手錠が肉の中に食い込み、痛くてたまらなかった。殴ったり蹴ったりされることは日常茶飯事であった。2日間ホテルに拘禁された後、張さんは留置場に送られ不法に15日間拘留された。張さんの娘さんは2001年10月に、北京に法輪功の真相を伝えに行った後、やむを得ず4年間、流浪生活をしていた。

 2001年12月29日の夜、警官が電撃棒を持って、張さんの家に駆け込み、張さんと奥さんを不法に連行し留置場に拘禁した。張さんは留置場で40数日間断食して迫害に抗議した。悪らつな警官は、受刑者を指図して張さんを殴らせた。張さんは虐待され、やせこけて衰弱してしまった。それにも係わらずその後、不法に2年の労働教養を科された。奥さんも不法に労働教養を科されたが、身体検査時、不合格で釈放された。

 張さんは不法に長林子労働教養所に2年も監禁され、さんざん苦しめられた。警官は電撃棒で張さんの体の敏感なところに電気ショックをかけたり、数日間睡眠させなかったり、さらに「五馬分屍(ごばごろし)」をし、顔を殴ったりした。極悪な環境により、疥癬にかかり、皮膚がただれ膿が流れ出した。更に不明薬物を注射された。2002年9月以来、長林子労働教養所四大隊の悪らつな警官は「転向書」に署名させるために、法輪功学習者を残酷に苦しめてきた。学習者・岳宝学さんは、警官に7日間昼夜を通して吊るし上げられ、学習者・徐振峰さんも3日間同様に吊るされ、両手が赤く腫れあがり、体中傷だらけになった。

 2003年11月9日、張さんが労働教養所から釈放されて間もなく、公安局政保科の警官・鄭軍と劉国昌は10数人の警官を連れ、夜、3回も張さんの家へ嫌がらせに来た。張さんはドアを開けなかったが、警官らは庭の塀を越えて、ドアのガラスを叩き壊し、家に押し入って、不法に家宅捜査し、夫婦二人を連行し15日間拘留した。

 6年の間、警官、「610オフィス」、政治法律委員会、二軽局(第二軽工業管理局)などが、何回も不法に家へ嫌がらせに来た。奥さん、娘さんも連行され迫害を受けてきた。高額の罰金も科せられた。これはすべて、張さんに大きなプレッシャーをかけた。長林子労働教養所から釈放された後にも、張さんはずっと痩せこけて、回復できなかった。2006年3月26日、冤罪が晴れることなく死亡した。死亡する前には汗をかき、体がむくみ、咳をし、痰を吐き、吐血が止まらなかった。家族は長林子労働教養所で注射された不明薬物のせいではないかと思っている。

責任機関:ハルビン長林子労働教養所 
      依蘭県「610オフィス」
      依蘭県公安局
      依蘭県第二留置場
       依蘭県東城派出所
       依蘭県西城派出所

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/6/124578.html