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中国共産党人民代表大会委員・韓啓徳氏は、エール大から中共に連れ出された

 【明慧ネット2006年4月2日】中共人民代表大会常務委員会副委員長・韓啓徳氏は、3月24日アメリカエール大学での演説で、もし蘇家屯事件が事実ならば、加担者は法律で裁かれるべきだと表明した。演説が終わった途端、数人の用心棒がすぐ韓さんを囲んでホールを離れた。韓さんはホール外で準備された接待パーティに参加しなかった。

 中共人民代表大会常務委員会副委員長で、北京大学医学部主任の韓啓徳さんは金曜日(3月24日)エール大学を訪問し、「中国医療衛生系統改革」というテーマで演説した。ある聴衆が蘇家屯事件について韓さんに調査してほしいと提起したとき、韓さんは明らかに驚き、「もし事実なら、加担者はすぐ監獄に入るべきだ」と表明した。

 その前日、つまり3月23日に、中共駐シドニー領事館総領事・邱少風および中共駐ワシントン大使館スポークマンが蘇家屯事件について聞かれたとき、「これはすべてでたらめだ」、「こんな報道は読むに値しない」と否認した。

 韓さんは演説の中で、現在中国の医院では「お金がすべて」になり、「白衣の天使」が「白い狼」になっていると言及した。

 この「白い狼」という一言が、中共秘密収容所で金銭のために良心を無くした「医務スタッフ」にぴったりと当てはまった。

 韓さんの蘇家屯事件に関するコメントに中共は脅威を感じた。演説が終わったとたん、数人の用心棒が韓さんを囲んでホールを離れた。ある聴衆が韓さんに蘇家屯の証拠資料を渡そうとしたが、用心棒に拒否された。妨害された女性が大きな声で、韓医師は蘇家屯事件調査に協力すべきだというのに、あなたたちはなぜそうしませんかと聞いた。

 韓さんが事前に用意された接待パーティに参加せずに離れたことは、演説に協力したエール医学院院長のRobert Alpern氏は理解できないと表明した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/2/124295.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/4/3/71511.html