日本明慧


吉林市の各病院が緊急事態

 【2006年4月13日】(明慧記者による総合報道)ある大陸の読者は4月13日の明慧ネットへの投稿の中で、「2006年4月12日、吉林市の各病院は緊急会議を開いた。詳細はまだ分からないが、[ここ数日]各病院の病人のカルテがすべて封印され、誰も見ることができなくなった。現在、[吉林市]の各病院は警官が警戒態勢をとっており、夜になると救急車が病院を出入りしている」との情報を提供した。

 この投稿者の話によると、吉林市の各病院の緊急会議および緊急態勢は、秘密裏に監禁されている法輪功学習者をすみやかに処置することと直接的な関係がある。これらの法輪功学習者は、従前から中共江沢民政権、監獄の警官および医師が営利のため、生体から臓器を摘出する供給源として秘密裏に監禁されている。

 迫害の真相を調査する委員会が4月5日に公布した情報によると、大陸での通報および調査、確認により、蘇家屯の地下秘密収容所およびその他の地区の類似した収容所と各地の労働教養所、監獄で、営利のために法輪功学習者の生体から臓器を摘出し、かつ死体を焼却する犯罪行為が暴かれてから、中共当局はただちに『人体臓器移植技術臨床応用管理に関する臨時規定』を打ち出したが、実施期日を3ヵ月後の2006年7月1日に設定し、犯罪における証拠を隠滅するのに十分な時間を残した。すでに調査した一部の地域の結果により、黒龍江、遼寧、吉林、北京、天津、河南、河北、湖北省及び武漢市、湖南、上海、浙江、雲南、安徽、陳西、新疆などの省、市、自治区の病院および移植センターは、臓器移植手術のために夜遅くまで勤務しているという。病院側は調査員に、臓器移植をしたいなら早いうちに来るように、早くて2日以内に患者に合う臓器を手配することが可能であり、これを過ぎると臓器の提供が難しくなると話した。

 大法学会および明慧ネットが発起した「真相を調査する委員会」は4月7日、「迫害を調査する連合委員会」の調査および証拠収集の範囲に関する通知を発表した。当該通知の公布した調査および情報収集範囲によると、すべて法輪功学習者たちを迫害し、不法に監禁している労働教養所、病院および関連施設は全部、調査の対象となる。

 内部事情を知る者が4月5日に法輪功迫害追跡調査国際組織に伝えた話によると、中国天津市第一中心病院は3月末に突然、国外からの大量の患者に対して肝臓および腎臓の移植手術を行ったという。手術はすべて夜に11〜12階で行われ、モニター室は6階、病室は4、7階にある。移植手術を受けに来た患者は、天津市内のホテルで待機していた(華夏ホテルの3、4、5、6階および天財賓館24、25階)。

 以下は、調査の対話記録。

(広州の某病院) 
 問:(腎臓の移植)どのくらい待たされますか? 
 医者:一週間ぐらいすれば手術を受けられますよ。 
 問:でも、腎臓を提供する身体は健康で新鮮なもので、生きているものでなければなりません。まさか死人ではないですよね? 
 医者:それは当然、よいものに決まっていますよ! 
 問:法輪功をやっている人のものを提供することはありますか? 
 医者:ここでは全部、そうです! 

 (天津某医科大学) 
 問:医者によると、この腎臓の持ち主は煉功者で、とてもよいと言います。彼が何の煉功かと聞いたら、法輪功を煉功する者だということです。法輪功を煉功する者は健康ですからね……。 
  答:それはもちろん、私達のところにはこのような情況です。全部呼吸をしている、または心拍のある身体で、今年は今のところ、このような腎臓を提供する身 体は十数体もあります。もちろん腎臓を提供する体質はとても重要です。言わば腎臓を提供する身体は若くて、しかも血流の循環が止まっていないうちに摘出し ないといけません。この時間は非常に短く、このような情況です。

 (山東の某病院) 
 問:法輪功を煉功する人の腎臓、少しも病気のないそのような腎臓は…… 
 医者:ええ、どのみち4月には間違いなくこのような腎臓提供の身体は多くなります。今このような身体は次第に多くなっています。 
 問:どうして4月に多くなるのですか? 
 医者:それは言えません。これは多くのことに関係するので…言えません…。これらのことについてはあなたに説明する必要もないですね。この問題は説明しようがないのです…。 
 国際規定によると、臓器移植手術は必ずドナーの個人資料、性別、年齢、国籍、住所、職業、死亡原因、死亡状態、血液型、健康状態および本人が臓器を提供したいとの書面による声明と法律文書が必要とされる。

 より多くの内部事情を知る者は、より多くの情報と手がかりを提供し、共に調査し、一刻も早く、この人道に反する犯罪行為を制止するよう望む。

 中国大陸で法輪功が受けている迫害の真相を全面的に調査する調査団(IGFG)
通報連絡先:1(米国)-323-285-5201
ファックス:1(米国)-208-979-6696, 1(米国)-208-979-6711

迫害物証収集委員会の住所:PO BOX 250759 New York, NY 10025 U.S.A.

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/13/125170.html