中に閉じ込められた人は、二度と出られない
【明慧ネット2006年4月3日】私はかつて中共に迫害され、山西省女子監獄に監禁されました。ここで中共の秘密収容所を調査するための手がかりを提供できればと思います。
2001年に監獄内に幅二,三百メートル、奥行きの二,三十メートルの四階建の建物が建った。地下に一層の地下室があり、中には約10平方メートルの牢屋が並んでおり、地下室の天井には各種の配線がされていた。地下室の照明は薄暗くて気味が悪く、地上からコントロールされている。地下室の電源を切ると、下にいる人々はもう上に上がれなくなる。この建物は2002年竣工した。
2003年初めごろ監獄内にもっと大きな建物(幅四,五百メートル、奥行百メートル以上)が建った。基礎を非常に深く掘っていたので、おそらく何階かの地下室があると思います。地下は全部堅固なコンクリートで作った。地上部分は「教育管理技術訓練センター」の看板を掲げるそうである。
当時、この監獄に百人以上の法輪功学習者が監禁されて、重労働をやらされていた。ある看守は「私たちは本来、学習者を虐待したくない。学習者が最も善良な人であることをよく知っている。しかし、上から何回も何回も監獄のほうに圧力をかけられ、われわれの学習者への手段がまだ強硬でない、共産党と法輪功の間の闘争は階級闘争であると言われ、あなたたちを残酷無情に対処しなければならない。ほら、この監獄の建物は基礎をますます深く掘っており、この建物はますます綺麗に作っているが、中に監禁されているあなたたちへの迫害もますます厳しくなっている。中央は直接に莫大な資金を割り当てており、しかも大量の拷問用具を購入している。われわれ警察も精神的にもう耐えられないように感じている」と私に言った。
また監獄長の話によると、二番目の建物が完成したら、三番目の建物はすぐ着工し、上から直接資金を割り当てたため建てなくてはいけないという。しかも長年にわたって監獄長を勤めていたこの人の話によると、中央から直接こんなに莫大な資金を割り当ててくれるのは今までまったくなかった。
私からずっと真相を聞いていたある看守は、私の釈放された日に建てていた建物を指しながら「それは専ら法輪功のために建てているもので、あなたは二度とここへ閉じ込められないように気をつけてください」と私に言った。
また、私は不法に連行され、懲役刑を言い渡される前に、山西省公安庁の一人の友人から「江沢民の指示により、現在、新疆、甘粛、内モンゴルと四川などの辺鄙な地区に専ら法輪功学習者を監禁する大型の監獄を建設しており、そこに監禁されている人が生きて出られないようにしている」という話を聞いた。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/3/124371.html)
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