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生きている人から臓器を摘出する中共の暴挙に 韓国各界が強く非難(写真)

 文/韓国大法弟子

 【明慧ネット2006年4月15日】中共の強制労働収容所で、生きている法輪功学習者から臓器を摘出している暴挙が暴露され、韓国各界を震撼させている。臓器移植の専門家は、中国の臓器移植を道徳・倫理及び法律の各方面から問題とし、複数の団体は中国各地の強制労働収容所の徹底調査を提言、中国大陸の法輪功学習者を救援する署名活動も全国の各大都市で始まっている。

 

     中共の暴挙を非難する集会   迫害に反対して署名している人々

 専門家からの質疑

 中国における臓器移植手術について、その合法性と論理・道徳上の問題が現在広く国際社会において取り上げられ、非難を受けている。特に中共の強制労働収容所において、法輪功学習者の生きている人から臓器を摘出している内幕が暴かれたことで、専門家たちの懸念はさらに強まっている。8日の韓国臓器移植学会・春季シンポジウムにおいて、韓国臓器移植学会会長・方秉基氏は「最も問題視されているのは道徳上の問題です。中国では臓器提供者の選択過程、手術時の詳細な内容など全過程がすべて非常に不透明であり、この過程における臓器移植の商業化と金銭による臓器売買を大変憂慮しています。こうした道徳・論理の問題は、従来から各方面において注目されています」と語った。

 ここ数年来、韓国ではますます多くの臓器移植患者が中国へ殺到し、手術を受けている。患者は迅速に臓器提供者を見つけ、臓器移植を受けることができる。一般的に1、2週間内で帰国できる。これに対して、韓国移植学会の理事長・李承奎氏は「これは大量の臓器提供者が常に待機していることを意味します。中国の病院は常に予定を組んで、手術をしています。これはとても理解できないことです」と疑問を呈している。

 各界からの呼びかけ

 12日、全世界脱党サービス・センターの韓国支部、韓中伝統文化研究会、韓国大紀元時報、韓国法輪大法学会などの団体および弁護士代表はそれぞれ韓国メディアオフィスビル前および入国管理局前で集会を行い、法輪功学習者の生きている人から臓器を摘出し、死体を焼却処分するという中共の暴挙を強く非難し、中共の各地の強制労働収容所を一日も早く徹底的に調査するように呼びかけた。

 人々からの声援

 蘇家屯および中共の各強制労働収容所における、法輪功学習者の生きている人からの臓器摘出の暴挙は、韓国各地の人々の怒りを引き起こした。法輪功学習者が迫害を受けている写真を見て驚きのあまり叫ぶ人、真相を伝えている法輪功学習者に飲み物を届け、同情と支援を示す人もいた。また多くの人々が、法輪功学習者を救援するために積極的に署名に協力している。会社社長・趙氏は憤慨して「神霊がいたら、これら邪悪な中共分子を罰してもらいたい」と述べ、会社に戻ってから、社員にも署名を促すと、署名用紙をも持ち帰った。

 今回の署名活動は、法輪功学習者の高成女氏の救出に成功した際の署名活動に勝るとも劣らない規模の、法輪功学習者救援の署名活動となっている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/15/125256.html