正念で消沈状態を突破しよう
【明慧ネット2006年4月19日】
1. VIPチーム
蘇家屯事件が暴きだされた後、私は最初に怒りに包まれ、その後、どうしようもない気持ちに陥り、自分の力が小さく、無力と感じていた。心がこの無力な憤慨に苦しんでおり、消沈していた。しかし、大法の中の一粒子として、私はこのまま怒ってはいけない。何かをすべきだと思った。
ニューヨークの交流会の後に、私はワシントンDCの記者会見に参加した。それは非常に人々を震感させた記者会見で、たくさんの参加者が涙をこぼした。記者会見の後に、VIPチームの同修が国会にカリフォルニア州出身の議員に真相を伝えに行くという話を聞いて、私は一緒に行って正念を発することができるからと思って、残った。しかし、午後になると、一人の同修しか残っておらず、しかも彼女もVIPチームのメンバーでもない。彼女は半分冗談に私に「現在あなたはもう主力ですよ」と言った。私は政府に真相を伝えたことがなかった。しかも私はこのような仕事にふさわしくないとずっと思っていたので、彼女に「私はだめです、しかも私は今までこのような仕事をやったことがない」と言った。
彼女は「大丈夫、あなたが分からないところがあったら私がやります。今夜われわれは英語の練習をしましょう」と私を慰めた。実はこの同修の英語はそれほど上手ではなかった。われわれは一緒に英文対話の内容を考えながら交流した。彼女の一言が私を大きく震わせた。「もし私がこの事件をより多くの人々に知らせなかったら、私は師父の弟子ではない」——この一言は平静に聞こえるが、その中に現れた威力に私は感動した。
翌日、私たちは数十人の議員のオフィスを回った。真相を伝える過程もわれわれの心理状態を絶えず調整する過程であり、われわれはお願いしに行ったたわけではなく、私たちは真相を伝えに行ったのであり、衆生に自分の位置を置くチャンスを与えているのである。
一日の真相伝えをした後に、政府部門へ真相を伝えるのはそれほど困難ではないと思うようになった。以前は、政府部門に真相を伝えることはVIPチームの仕事であるという自分の観念に妨げられていたが、心性が高まったら、衆生を救い済度する願望があれば誰でもVIPの仕事をやれると思った。
2. 電話で真相を伝える
ワシントンから帰って蘇家屯事件に関する報道を毎日読んで、毎日型どおりにメールを読んだりして、心がまただんだん消沈の状態に陥るようになった。 昨日、明慧ネットで緊急広告を見ると、すぐに莫大な圧力を感じた。その後、他チームからの国会議員に真相を伝えるメールを見て自分がやるべきことがわかった。私は電話をしなければならず、私はファクスを送らなければならず、私は如何なる理由も要らない。なぜなら私は法を正す時期の大法弟子であるからである。考えるのは簡単だが、やるのは実に難しい。私は始終電話を持ち上げることができなかった。自分のこの状態にも沮喪を感じ、自分が法を正す要求にまだ程遠いと感じた。
私は「今日は必ず電話をしなければならない、せめて一言を言って電話をしなければ」と自分に言った。なぜならたくさんの機縁がわれわれの一念で失ってしまうかもしれないからである。一つの生命にとって、今まで経過した数千年ないし数万年の輪廻が他でもなく今日のために歩んできたのである。もしこの貴重な機縁が私の手から失ってしまえば、それは私の補うことのできない悔いとなると思うと、私は電話を取って、一つ一つをかけて行った。私の全身が正念に包まれており、特にブッシュ大統領のオフィスへの電話で私はずっと10分喋った。電話後にあらゆる圧力と沮喪感がすっと消えた。
私のかけた電話はどれほどの作用を果たすかを知らないが、私の正念を全世界の幾千幾万の大法弟子の正念の場に入れたとき、その正念の場はあらゆる邪悪を打ち砕く力になるだろう。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/9/124834.html)
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