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「迫害真相調査委員会」は中国のあらゆる労働教養所の徹底調査を要求

 【明慧ネット2006年4月19日】

 「迫害真相調査委員会」は2006年4月18日にワシントンにあるアメリカ国家記者クラブで記者会見を開き、中共のあらゆる労働教養所、監獄、看守所、留置所、精神病院などの過去7年間に法輪功学習者への迫害を行っている場所を徹底的に調査するために、当該独立の調査機構に参加するように国際組織と各国政府を誘った。

 * 国際社会の調査にあらゆる労働教養所、監獄を開放するようと中共に要求

 

「迫害真相調査委員会」の趙章績さんが発言

 法輪大法学会と明慧ネットが共同で発起した「法輪功迫害真相調査委員会」は、今年の7月1日——中共の生体臓器移植に関する法律の効力が発生するまでに、法輪功学習者を監禁しているあらゆる労働教養所、監獄、留置所と病院へ調査する企画をしており、しかもこれらの施設を開放するようと中共に要求した。

 「迫害真相調査委員会」の趙章績さんは「過去の7年間において法輪功学習者が署名を集め、パレード、拷問実演、ウォークリレー、自転車リレー、車リレーなどの平和的な方式を用いて、中国大陸で発生している法輪功学習者への迫害に関心を寄せるよう、絶えず国際社会に呼びかけると同時に、証人、証拠を集める対象などを含め、大量の迫害資料を収集した。今度中国の迫害発生地に赴いて迫害真相を調査するのは、おそらく最も全面的・徹底的な調査となるだろう」と語った。

 * 「法輪功迫害追跡調査国際組織」は初めて録音を公開

 「法輪功迫害追跡調査国際組織」(追跡調査国際組織と略称)は記者会見で、天津第一中心病院、上海復旦大学中山病院、山東千佛山肝臓移植センター、上海交通大学付属病院、湖北省医科大学第二付属病院と武漢同済病院の6つの病院への調査録音を初めて公開した。

 これらの病院の医師と職員は、法輪功学習者の臓器を使って移植手術を行うと認めており、上海復旦大学中山病院の腎臓の源は皆法輪功学習者から取られたものである。以下は上海復旦大学中山病院への調査録音:

 問:この腎臓の提供者は死んだ人ではないですよね?
 医:それは当然、よいものに決まっていますよ!
 問:法輪功をやる人の腎臓がありますか?
 医:ここでは全部そうです。

 追跡調査国際組織の調査によると、中国大陸における一部の省およびほとんどの軍隊、武装警察の病院と臓器移植センターは法輪功学習者の臓器を摘出して移植に使う嫌疑があるという。蘇家屯事件が暴きだされた後に、録音調査を受けた一部の東北病院は移植手術の一時停止の知らせを受けたと言った。ところが、中国衛生部が3月27日に「人体器官移植技術臨床応用管理規定」を発布し、しかも実施日を7月1日に定めた後に、全国各地の移植センターが臓器移植手術を回復させただけでなく、数量も倍増している。たくさんの病院が四,五月にたくさんの腎臓提供者が居り、その後になると、腎臓を見つけるのは困難になると言った。これは中共が証拠を隠滅するために各地の法輪功学習者の虐殺を急いでいることを表している。しかもこの移植が現在全国範囲内に大規模で行われているため、中央による集団虐殺指令が出された可能性が大きい。

 

追跡調査国際組織の代表は調査の録音を発表

 追跡調査国際組織は国際司法機構に調査と証拠の提供の便利さを図るため、これからより多くの証拠を提出すると言った。

 * 証人は苦しみながら法輪功学習者の臓器摘出の事実を語った

 大紀元の編集長・郭軍さんは記者会見に蘇家屯事件の具体的な証拠を披露した。下は証人の証言から摘録したものである。

 「このことを思い出すことが苦しいのです。生体から摘出した臓器の価値は死亡した身体よりも大きい。たくさんの法輪功学習者が臓器を取り出されたときに、まだ死んでいなかった。彼らは臓器を摘出された後、一部が直接に死体焼却炉に投げ込まれて焼却され、如何なる痕跡も残らなかった。一部の法輪功学習者は傷口を縫合され、家族が死亡確認書にサインした後に焼却された。しかし、家族は臓器をとられたことをまったく知らなかった。また、他の地区から移してきた法輪功学習者はもともと健康であり、ひそかに精神薬物を注射されて、精神状態が朦朧とするようになってから蘇家屯に送られて、臓器をとられるまで、ずっとそこで続けて苦しめられた」。

 「私の夫は自分の日記にこのことを書いた。この学習者が失神した後に、彼は鋏で彼女の衣服を切り開くと、衣服のポケットから何かが落ちてきた。それを拾ってみたら、一つの小さい箱だった。中には法輪功のお守り以外に小さい紙があった。紙に『お母さん、お誕生日おめでとうございます』と書いてあった。私の夫はそれを見て大変ショックを受けた」。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/19/125625.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2006/4/19/72189.html