日本明慧


カナダ・「オリリアトゥデー」紙:法輪功学習者が「死の収容所」に抗議 (写真)

 【明慧ネット2006年4月4日】(明慧記者・王功成)十日前に始まった「全カナダ国民に周知させる」活動は現在さらに進んでいる。カナダ・オンタリオ州のオリリア市役所前で、法輪功学習者たちは抗議の横断幕を広げ、公正で善良なカナダの人々に中共の蘇家屯収容所での極悪非道な犯罪行為を暴露した。

 

学習者からの臓器摘出という中共の蛮行に抗議する法輪功学習者

 カナダ・《オリリアトゥデー》紙(Orillia Today)が3月31日に、今週オリリア市役所に来た人の話によると、中国の遼寧省のある秘密の「死の収容所」では収容者の臓器を摘出し、売り出して利益を貪っていると報道した。

 記事の内容は以下の通り、「水曜日の午後、アンドリュー通りの市役所周辺に住む住民が抗議者の一団に出会った。彼らはこのような不法な行為が、収容者がまだ生きている状態で行われていると言っていた」。

 被害者らは法輪功学習者たちといわれている。法輪功は中国の伝統文化に基づいた一種の座禅と動功からなる功法である。世界法輪功学習者救援委員会の主任の郭温迪さんは「もしもあなたがこのことにまったく無関心ならば、犯罪を手伝っているのと同じです」と話した。

 郭さんは横断幕の前を通りかかった人々に、1999年来、数万人が監禁、虐待、謀殺に遭っていることを伝えた。

 郭さんとほかの2人の法輪功学習者から手渡されたチラシを見た人の中には、驚きの表情を表す人々もいた。

 オリリアに住んでいるアントニウス・戴斯賈丁さんもその中の一人で、記者に「人を八つ裂きにして、臓器を売るとは、この世の中は一体どうなってしまっているのでしょう?」と言った。

 話によると、収容者から摘出されている臓器は心臓、腎臓と角膜である。郭さんは「その後の遺体はすぐに収容所内の火葬場で焼却されているそうです」と話した。

 郭さんはカナダが中共政権の中国国民に対する系統的な殺戮を公開して非難するよう呼びかけている。「これは世界のすべての人々の責任です」と話した。

 水曜日の抗議は「緊急救援・車の旅」の一部で、旅程はBarrieとMidlandを含み、組織者は市政府の官吏の支援を求めている。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/4/4/124462.html