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河北省の強姦事件の被害者・劉季芝さんが連行され、21日間行方不明

 【明慧ネット2006年4月14日】河北省の強姦事件の被害者・劉季芝さんと娘は2006年3月28日午後1時ごろ、北京空軍研究院の洗濯室で連行され、21日間行方不明になった後、保定市公安局刑事警察大隊は親子二人を満城県西山ホテルからタク州公安局へ送った。劉さんはタク州市610オフィスに不法に拘禁され、悪名高い「南馬洗脳班」で迫害され、娘の魏美玲さんは家へ送られた。

 3月7日午後3時過ぎ、彼らは劉季芝さん親子を秘密に満城県西山ホテルに送った。劉さんは105室に拘禁され、3人の男性と6人の女性が、三組に分かれて24時間交代で劉さんを監視した。魏さんは107室に拘禁され、2人の男性と2人の女性が、二組に分かれて24時間交代で監視した。娘の魏さんは今回の連行の計画内に入っていなかった。彼らも劉さんと魏さんとが親子であるとは知らなかった。

 ここで、劉さんと娘は完全に自由を失った。常に監視され、どこに行っても尾行され、如何なる行動も自由にできず、21日間その部屋から離れることはできなかった。母と娘は毎日午前、午後に各一回面会し、それも数分間しかなく、ちょっと多く話しても禁止された。毎日食事と寝ること以外の時間はすべて記録し、劉さんが最も遅くまで記録させられたのは朝4時までで、6時間以上継続した。

 親子が連行された後、家族全員が深刻な打撃と苦痛を受け、夫の魏喜良さんは強姦事件が発生した後15時間人事不省になり、全身に汗がだらだら流れてまるで水で洗ったようになった。今回は2日間起きられず、70歳過ぎの姑も心神喪失状態になった。

 3月10日、20日劉さんの父親など親族が200里離れたタク州市公安局へ行き釈放を求めたが、応対したタク州市公安局の副局長・劉暁明はこのことをどうしても認めようとしなかった。公安局も探してみると言い、見つかったら、早く何雪健に判決を下し、訴訟を完了させると言い、二言三言で親族たちを帰らせた。

 今回は早く劉さんを見つけるため、悪者はいろいろ方法を考えつくした。世論で瓦解、巻き添え、指名手配、脅しと利益での誘惑、監視、懸賞など、多くの邪悪な手段を使った。劉さんが家を離れて放浪している期間中、邪悪は劉さんを探すのをずっと止めなかった。旧暦新年でも休まず、ずっと劉さんを探し、たくさんの人力と財力を使った。今回の強制連行は満城県西山ホテルで21日間宿泊し、10万元近く使った。平均して毎日4000元以上使い、離れるときホテルに2万元の借りがあった。

 現在、劉さんは不法に拘禁されているが、積極的に真相を知りたい人、支持と同情する人が段々多くなり、悪党政府の職員も含め、「劉季芝さん、韓玉芝さんは被害者だ」というのはすでに事実になった。最近、保定市公安局は別々に劉季芝さん、韓玉芝さんに書留の手紙を送り、徐水裁判所がこの事件を受理するという。

 悪らつな警官の何雪健を審理することはある程度進んでいるようである。この事件に直接或いは間接に携わる責任者にも波及した。タク州市610オフィス、国保大隊、東城坊派出所の役人はすでに移動したが、これはただ悪党がいつも使う世間を欺く、人を騙すトリックで、根本には関わっていない。宋暁彬はご馳走したり、贈り物をしたりしてタク州市文体局の副局長になり、柴玉橋、王会開らはそのままで変わらなかった。強姦事件の結果は楽観できない。

 邪悪が劉さんを迫害する最大の口実は「劉さんが真実を明慧ネットで暴露したこと、XX党を攻撃したこと」である。人を殺して放火して、まだ他の人が警報を出すことを許さない、これは典型的な悪党のごろつきの論理と方法である。この事はまだ終わっていない、迫害はまだ発生している。最後に結局どうなるか、人々は切に期待している。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/14/125196.html