日本明慧


カナダのデイビス国会議員は、蘇家屯事件について、沈黙すべきではないとカナダ政府に進言

 文/バンクーバー法輪功学習者

 【明慧ネット2006年4月7日】バンクーバー東区の国会議員・デイビスさんは、3月31日カナダの外務大臣に、「カナダは、蘇家屯事件に対して沈黙を保ってはいけない」と手紙を送った。また、手紙の中で、カナダ政府は可能な限り全力を尽くして、あそこで,拘置されている学習者に対する迫害と臓器摘出の痛ましい事件を詳しく調査して欲しいと語った。

手紙の訳文は、次のとおりである。

「尊敬する外務大臣:

 私は中国遼寧省瀋陽市の蘇家屯収容所に関する報道に大変関心を持っています。法輪功学習者は同所で殺され臓器を摘出されたあと、その臓器は高いお金で売られています。多くの報道は、蘇家屯収容所で6000人あまりの学習者が拘置されており、また死体焼却炉も用意されて、あそこから生きてでてくることは今までありませんでした。私は、カナダ政府が全力を尽くしてあらゆる方法で、これらのあまりにひどい報道に対して、独立で客観的な調査をするよう強く求めます。

 また、こんなひどい事件の報道に対して、カナダ政府は、沈黙をしてはならないと強く訴えます。これは私たちの責任と義務だと思います。中国に対して、われわれ国際社会での影響を利用して、国際人権宣言や、国連で規定された拷問禁止、野蛮な行為や不道徳な行為の禁止の公約を裏切らないようにして欲しいのです。

 これらの報道に対して、外務大臣として、今後、どんな措置を講じられるか、お知らせくださることを切望いたします。

 Libby Davis
国会議員—バンクーバー東区」

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/7/124638.html