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医学博士がホワイトハウスで抗議、国際の注目を集める(写真)

 

 

20日、胡主席が歓迎式典で声明発表した際、報道席にいた法輪功学習者である王文儀記者が、法輪功の迫害を制止するよう抗議

【明慧ネット2006年4月21日】(明慧記者による総合報道)米ホワイトハウス前で20日に行われた胡錦濤国家主席の歓迎式典で、ある女性が胡錦濤の発言の最中、報道陣席からブッシュ大統領に「彼の殺人を止めさせよう」「法輪功に対する迫害をやめさせよう」などのスローガンを叫び、胡錦濤の法輪功迫害に抗議した。女性の抗議は2分間におよんだ。この事件は、全国の実況中継により放送され、画面上では中国人の女性が叫ぶ様子やブッシュ米大統領、胡錦濤国家主席の反応も2つの画面で見ることができた。

 

 女性は、王文怡(ワン・ウンイ)氏(47)、吉林省長春市のノーマンベチューン医薬大学を卒業し、16年前に渡米し、西洋医学を学び、シカゴ大学神経学博士課程を取得し、現在はニューヨーク・マンハッタンのマウント・シナイ病院で医師を務める法輪功学習者である。

 この事件と並行して、最近、中国の蘇家屯秘密収容所で行われている法輪功学習者の臓器を摘出する迫害行為が暴かれてから、王文怡氏は常に証人と同伴し、証人がメディアの取材および国会前で事情陳述した際の、きわめて人道に反する極悪な迫害に関する証言が、王氏の心理状態を圧迫した。今回の胡錦濤主席の訪米に際して、米国国会が中国の人権に関する公聴会を開いたときも、法輪功学習者の臓器が摘出される悲惨な迫害事実は挙げられず、蘇家屯秘密収容所の証人も出廷することができなかったことも原因のひとつである。

 真相を調査する委員会がすでに収集した情報によると、中共政権は5月1日までに、地下収容所の法輪功学習者らおよび物的証拠を隠滅させるために、各地の病院で徹夜して移植手術が行われている。そのため、直ちに、今回の迫害を調査し、かつ制止する努力が差し迫っている。

 希望の声ラジオ局による独占取材を受けた際、王氏は「中共が秘密裏に法輪功学習者の臓器を不法に売買する行為はナチス政権時と同様で、現在は中国の学習者の身に起こっている。もし人々に伝えなければこの迫害は続けられる。そう思い、自分の行為はまったく個人の考えによるもので、いかなる団体組織による指示を受けていない」と述べた。

 米国メディアは、王文怡氏の行為の背景にある、法輪功学習者の生きた人体からの臓器摘出の虐殺などの迫害に言及しており、同記者には同情的だ。記者の友人・政治評論家林保華夫妻はテレビの放送を見て、彼女の勇敢な行動を高く評価した。そして2006年3月16日午後2時、米国会議員によって行われた人権に関する公聴会で、特に、「人権は国家から授与された一種の譲歩あるいは福利ではなく、人権はあらゆる人の権利であり、それは人間が生まれながらにして持つ尊厳と価値に基づいている」と強調された。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/4/21/125768.html