ベルギーの新聞が中共の人体臓器摘出事件に関するニュースを報道　　

　【明慧ネット2006年4月30日の報道】ベルギーのHet Nieuwsblad紙は4月20日、中共の人体臓器摘出事件に関するニュースを報道した。報道では、中国当局は以前から、死刑囚の死刑執行直後に臓器を摘出しており、それを臓器移植者に販売していた。その際、当局は本人や家族の許可を得られなかったという。この事実を英国の移植協会の専門家が指摘した。

　これは数千人にも及ぶ臓器に関わることである。死刑囚に対して、執行前にすでに臓器摘出を決めていたと報道した。死刑囚の健康診断時、血液と臓器移植希望者との血液型が一致するかどうかをチェックしていたという。

　法輪功学習者の話では、法輪功学習者はこの事件の被害者だと言う。強制的に連行された学習者を中国当局は異なる収容所に収容しており、その施設では死亡率はきわめて高いという。この高い死亡率から法輪功学習者は当局に臓器提供メンバーとされていたのではと心配している。

　先月、中共はこうした行為を停止させると承諾した。7月から臓器販売を停止するといっている。しかし、中国当局にとって、臓器販売は極めて高収益であり、英国のある団体は、中共はこんなに簡単に止めるといっているが実際には止めないのではないかと心配している。中共の外務省のスポークスマンも臓器移植に使われているドナーは死刑囚から摘出していたと認めている。

（中国語：http://minghui.ca/mh/articles/2006/4/30/126496.html）