湖南の病院はただで肝臓と腎臓の移植をする—法輪功の無実の罪を受けた実情はかなり深い(写真)
【明慧ネット2006年5月2日】今年4月28日湖南省の潚湘晨報新聞に、 「無料で20例の臓器移植をする」の報道記事があった。記事によれば、湖南省人民病院では、無料で20人の患者に肝臓と腎臓の移植をしてあげる。患者はこの新聞のホットラインを使い申し込むこととのことだ。ほかの筋によると、この病院は同じニュースを長沙夕刊、湖南経済テレビなどのメディアでも報道させた。国際追跡調査団の調査によれば、湖南省は中国では法輪功を最も迫害した省のひとつであり、この湖南省の所属のいくつかの労教所では法輪功の学習者の臓器を収奪した疑いが問われている。この怪しいニュースは人々をこの20例の無料のドナーは、一体どこから来ているのかと連想させ、ドナーの合理性が自然に疑われるのだ。
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湖南省人民病院(ネット写真) |
湖南省人民病院泌尿外科(ネット写真) |
20例を無料で肝臓、腎臓移植
湖南経済テレビの報道によると、湖南長沙望城県の董淑芳さん(57)と夫の黄**さん、一家4人は腎臓病を抱えて長年になっていた。董さんは慢性の腎臓炎の脆弱晩期で早急な腎臓移植が迫られていた。2006年4月27日、一カ月の日にちを経て、湖南省人民病院はこの4人に当てはまる腎臓移植用のドナーを整えて、無料でこの4人に腎臓移植の手術を実施した。それで、董さんはこの病院の腎臓移植成功の第1号になった。同じ日に長沙県跳馬郷の33歳の龚高明さんもこの病院で、無料で肝臓移植された第1号となった。
この情報を寄せた中国の人の話では、最初このニュースを見た時、心は痛くなっていた。一つの病院として、患者の命を救う責任はある。これに何の疑問もない。問題は法輪功学習者の臓器を収奪した蘇家屯収容所の事件が世の中に露出、告白されて以来、中共は急いで証拠をなくそうとしていた。有力な筋によると、係わっている各病院は6月になる前に法輪功学習者の臓器移植を急いで完成するという。ちょうどこの時期の無料の臓器移植ニュースは、人々の考えを間違いなく法輪功と結びつけた。おそらく、これはすべての計画のひとつであるに違いない。今の中国社会では各機関はみんな一生懸命にお金を稼ごうとしているにもかかわらず、この病院はこんな高いドナーを使う移植を全部(手術費も)無料でやってくれるなど、ありえない話である。たくさんの国民は住む場所もなく、路上で住んでいる大勢の人に一間の住む場所を提供するところは一つもなかったのに、腎臓、肝臓を無料で提供するなど、普通の考えでは信じにくい話である。そもそもこのドナーの提供者は誰なのか?何故突然20例ものドナーが出たのか?この事件について、われわれは現時点では、まだ法輪功学習者の臓器を収奪した証拠を捕まえていないが、しかし、われわれはこの事件の真相を調査すべきだと世の中に訴えたい。湖南省人民病院の肝胆外科の連絡電話は+86−(0)731-2278−157です。
医学博士ホウ玉濱さんの分析によれば、中国での今の臓器移植の状況は世界のほかの国と地域とまったく違った形で行っている。即ち「逆配型」であり、ドナーが先にあって、患者を待つ状態であり、ほかのすべての国では「正配型」といい、患者が臓器移植の必要があり、何年も待ってやっとドナーが見つかる状況だ。今、中国の沢山の病院のホームページでは、どんなドナーでも、一週間あれば生のドナーを用意できるという。
専門家の話では、今回の湖南省の病院はメディアでコマーシャル(CM)まで放送して、無料で患者を探すというのは常識ではありえない話であり、疑いもなく、人々に、病院には無料のドナーがあり、使わないと勿体無いという意味を連想させる。おそらく彼らの考えでは、今ただのドナーがあるから、無料でも移植手術をして、試験を通して、経験を積んで、将来儲けるためである。
移植病院の近所は労教所
記者の調査では、湖南省長沙市だけで、移植手術をしている病院は三つあり、それぞれ中南大学湘雅第三病院、中南大学湘雅第二病院(元湖南医科大学付属第二病院)とこの湖南省人民病院である。 最近、毎年数百例の腎臓移植手術を実施していて、また肝臓、胰腺、小腸、脾臓、腹部内部臓器など、多種の臓器を同時に手術するというのだ。皆さんご存知のように、心臓や全肝などはドナーが生きたままではないと成功しないはずだ。これらの病院のドナーはどこから来ていますか?提供源は一体どこですか?これを考えると誰でも真相を調査すべきだと思うのではないだろうか?
記者のこの事件に関して、国際法輪功迫害追加調査組織のデータベースを調べていた。今明らかになっているのは、湖南の長沙市だけで少なくとも4−5箇所の大型の労教所と刑務所が存在してあり、その中に数千人の法輪功学習者を監禁している。これらは長沙市新開鋪労教所(男子)、長沙市女子労教所、湖南省女子刑務所(長沙市)、株洲白馬リュウ女子労教所と湖南省赤山(男子)刑務所などである。
その中の長沙市天心区元湖南省電源スイッチ総合工場所属する長沙市新開鋪労教所(男子)を例として言えると、この労教所は、元々は11支部隊に分けられていたが、2000年の7月28日に法輪功学習者を監禁するために新たに7.28支部隊を設置し、その中に数百人の法輪功の学習者を監禁していた。長沙市新開鋪労教所(男子)の最も知られている残虐きわまる体刑はこの労教所特有の「約束衣」といわれる体刑であり、中央の610はこのやり方を全国に広げるように指示し、全国法輪功学習者に対する残虐きわまる体刑モデルとして採用していた。
この「約束衣」という体刑は衣装の形の道具を作り、前から着せて、後ろで結ぶ、手より袖が25センチ長い(伸びている)、紐の様な帯があり、頑丈な布で製作している。警察は強制的に法輪功の学習者にこの服を着せ、両手を後ろに回して交差させ、伸びている紐で結ぶ。その後、両手を頭の上から体の前に戻し、両足と結ぶのだ。その後、鉄棒でできている窓から空吊りをする。いったんこの体刑を使用すると両手にすぐ障害を与え、肩から筋肉が破れ、腕などの骨が折れて、時間がたつと体中の骨などが全部障害になり、この人は激痛のうちに死にいたるのだ。
軍の若い幹部が迫害され死亡
報道では全国各地で沢山の法輪功の学習者がこの「約束衣」で殺されている。
元武漢軍用機材士官専門学校の職員である姚遥遠さん(男)は、1972年生まれ、1993年は中国人民解放軍国防科技大学卒業。法輪功を学習したとして、2000年8月強制的違法で職を奪われ、ふるさとの湖南省卲東県牛司町虎形村に連行された。その後も何回も虐待を受け、迫害され、2002年2月7日、長沙市新開鋪労教所に違法監禁され後、労教1年、「約束衣」を着せられて、2003年6月6日無残な姿で殺された。
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株洲白馬リュウ女子労教所に迫害されて死亡した法輪功学習者陳杏桃さん |
陳杏桃さんが殺されたとき、お尻の骨が腐って大きな穴が出ていた写真 |
この前、株洲白馬リュウ労教所に迫害された法輪功の学習者の家族は連名で国連人権委員会に提出した手紙を公開し、株洲白リュウ労教所の残虐な非人間的やり方を世界へ訴えた。数千万人がこの手紙に実名でサインをしてくれた。この行為は国際社会に大きな反響を呼んだ。写真の陳杏桃さんは39歳、湖南省岳陽県楊林郷姑橋村の法輪功学習者だ。2001年1月31日、株洲白馬垅女子労教所に強制違法連行され、さまざまな体刑を受け、体中障害を受け、最後に2002年5月27日殺された。(大紀元の報道から)
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2006/5/2/126668.html)
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