時機を捉え、真相を伝え「湖南医院の肝臓、腎臓の無料移植」宣伝から思ったこと 文/湖南大法弟子
【明慧ネット2006年年5月14日】4月28日、長沙(中国・湖南省)の各マスコミメディアは、湖南省人民医院が一般社会に向けて、20人分の肝臓及び腎臓の無料臓器移植を提供することを報道しました。今、中国国内及び海外における邪党が生きている法輪功学習者からの臓器摘出の犯罪を全面的に調査し、摘発を行っている背景の下、同情報を知った法輪功学習者は、きっと思い当たることがあるだろう。
昨日、ある理容師に真相を伝えた際、理容師は、ついこの間、長沙付属第二医院で臓器移植手術を受けるために来た香港の客のことを語りました。香港の客の話によると、中国大陸での臓器待ち時間と費用は香港に比べ安価だそうです。理容師は、これまで知った中共の生きたままの法輪功学習者からの臓器摘出の犯罪真相を合わせて考え、はっと気づき「そうよ。あんなに多くの臓器があるはずがない。ましてや、生体でなければならないとは!」と言った。
昼休みに、同僚と高い医療費について話しながら、私は機会を捉え、人民医院のニュースを話し出しました。当初、同僚らにはこれについての問題意識がなく、単なる病院側の収入が良く、一部を社会貢献にするのではとの推測をしていました。しかし、私は臓器提供者と患者との臓器適合性の組み合わせ確率、臓器移植際の時間制限及び海外での臓器移植の待ち時間等の基本的な要素の説明を聞くと、皆は、うすうす気付いてきました。これまで、迫害云々は自分とは無関係だとの態度を取っていた同僚も、私に対して「時間は決して長くないのだ。これらのことは必ず暴露されるのだ」と語った。
邪悪は最期になるにつれて狂気じみてしまい、臓器摘出の犯罪をメディアで公に宣伝することさえもしてしまうのだ。我々は旧勢力の按排は一切認めません。しかし、ことが起きたからには、我々は時機を捉え、按排されたことを利用し真相を伝え、旧勢力の按排を覆すのです。今、医療費が高く、医療関係スタッフの質の低下等の問題は、一般市民とかかわっており、人々が関心を寄せる話題でもあります。我々はメディアの報道を利用し、疑問点を指摘することによって、人々の関心を呼び寄せる。そこから、中共が生きている法輪功学習者から臓器を摘出する犯罪、および法輪功が迫害されている真相へつなぐことによって、何分間もしないうちに人々が分かるのです。そして、続けて話しを「三退」へと持ち込むのです。
師父がおっしゃった相生相克の法理のように、「人間は何をやっても皆自分のためにやっているのです。大法弟子に対する迫害はつまり、迫害者自身に対する迫害であり、これは宇宙の特性によって決められていることです。当初法輪功を迫害した時も全ての国民を巻き込んだ運動でした。一利あれば、かならず一害もあります。最後の結果を見てみましょう。これは人間にできることではありません。人間は自分が強いと思っており、いくら気が狂ったように宣伝器機を利用しても効き目はありません。下劣なデマと欺きの手口は修煉者にとって何の作用もありません。神に許されていなければ、邪悪がはびこった後に清算されます。つまりこういうことです」。(『2004年アメリカ西部法会での説法』)湖南の同修、特に我々長沙すべての大法弟子は、機会を捉え、衆生に真相を伝え、邪悪の按排を打ち破り排除すべきです。
一方、何故邪悪は長沙で憚りなく宣伝できるのか?歴史の原因と中共が追い詰められ焦ったことが原因であるほかに、我々長沙の大法弟子の努力がまだ足りず、我々の場が正しくないからではないかとも考えました。昨年の資料拠点が破壊されたことから、スパイの噂、同修間のいざこざと猜疑など等、多かれ少なかれ、それぞれが試されており、大法弟子のすべての事に対する正と反の反応および対処は、ことの発展に対して善と悪の影響を与えるとともに、我々全体、地元にも影響を及ぼしています。さらに今、「無料臓器の提供」という報道が出てきてしまったことから、我々長沙の同修は、真剣に考えなければなりません。自分自身に向って、全体について、我々が尽力したのかどうか、今後はどう改善すべきかを考えるべきです。
師父の説法を引用させて頂き、長沙の同修と互いに励ましあい、共に向上し昇華し、師父及び衆生の我々に対する期待に背かないように願っています。「それぞれ自分自身から始まり、私たちのこの環境を本当にとても正しいものにすることができれば、すべての正しくない要素は解体してしまい、すべての正しく行わなかった学習者は自分の足りないところに気づき、それによって、彼らが正しく行うように促すことができます」。(『2004年シカゴ法会での説法』)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/14/127674.html)
明慧ネット:jp.minghui.org
|
|