日本明慧


秦来刑務所:命の危険が目前の白士俊さんに、省政府の書類を基に治療を許さず

 文/黒龍江省大法弟子

【明慧ネット2006年5月21日の報道】黒龍江省大興安嶺松嶺地区の法輪功学習者・白士俊さんは、強制的に違法に判決され、今彼の命はとても危険な状態で、危険が目の前に迫っている。

 白士俊さん夫婦は2005年1月19日、新林海鎮で法輪功の真相資料を配布しているところを悪質な警官に捕まえられた。2005年10月、白士俊さん夫婦は強制的に4年の違法な判決を受け、黒龍江省秦来刑務所第二大隊第三中隊に送られた。

 2006年4月24日、白士俊さんの息子の白玉龍さんは秦来刑務所からの電話を受けた。電話の内容は白士俊さんの命は危険が目の前に迫っているというものだった。刑務所から一日も早く病院に送る必要があるという内容だった。電話を受けた白玉龍さんがその足で刑務所に駆けつけたところ、 お父さんは酷い腎臓病、心臓病とそのほかの幾つかの病気にかかっていて、少し歩くだけで呼吸困難になり、元気だったお父さんが僅か一年で体中が浮腫んで、命の危険が迫っていて、目の前の姿は自分の元気なお父さんの姿とはどうしても信じられないほどだった。

 白士俊さんは強制監禁されてから様々な虐待を受けて、体にいろいろ病状があらわれ始め、夜中も眠る事さえできないひどい状況だった。それにも拘らず、受刑者が報告すると刑務所の悪質な警官の林小海は白士俊さんに体罰を続けた。その結果病状が急に悪化し始めた。

 白士俊さんは外の治療が必要とされてから一カ月も経ったが、いまだに刑務所から何の結果も出ていない。この状態が続くと白士俊さんの命は危ない。少し医学知識がある人なら分かるように、腎臓病は一日も早く治療を受けないと短時間のうちに尿毒症になる可能性がとても高い。

 また、同じ秦来刑務所に監禁されている第八区第二隊の学習者の伊福全さんも様々な虐待を受け、左手の筋肉が萎縮し、動くことさえできないにもかかわらず強制的に力仕事に出かけさせられ、治療を受けることも許さなかった。家族が外に連れて行って、治療させたいと申し入れても刑務所のほうは、それを許さなかった。

 チチハル市の法輪功学習者の潘洪東さんが2005年5月15日、同じ秦来刑務所で迫害されて死亡した。彼の遺体の体のところどころに深い傷があることが確認されている。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2006/5/21/128401.html