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吉林省長春市:李鉄軍さんは朝陽溝労働教養所での迫害により死亡

 【明慧ネット2006年5月22日】吉林省農安県の法輪功学習者・李鉄軍さんは不法に逮捕され、長春市朝陽溝労働教養所で迫害を受けた。身体は極度に衰弱し、家に帰ってきてからも寝たきりの状態で、2006年3月17日、冤罪を晴らすことなく死亡した。 

 李鉄軍さん(42歳男性)は 吉林省農安県カオ山鎮の農民であり、1996年に法を得て修煉を始めた。修煉を始める前は多くの病気があったが、法輪功を修煉してから身体は日々よくなり、農作業をし、副業までこなせるようになった。地元の人々は李さんの丈夫な身体と、元気いっぱいの様子を形容して「鉄の子」と呼んだ。 

 2004年5月31日夜10時、農安県カオ山鎮派出所所長・潘恒興、副所長・李樹詳及び農安県公安局政保科長・于洪権は人を連れて不法に大法学習者の家に突然押し入り、その場にいた学習者・李鉄軍さん夫婦など11人の学習者を不法に逮捕して拘禁した。その時ある年配の学習者が気を失って倒れたが、于洪権は「死んでもかまわん、死んで当然だ」と怒鳴った。 

 李さんは不法に1年間の労働教養を科せられた後、長春市朝陽溝労働教養所に移され迫害を受けた。家には年寄りの母親、脳血栓を患った父親とまだ中学生の16歳の子供を残したままであった。子供は学費が払えなくなり中途退学を余儀なくされた。李さんは精神的に深刻な打撃を受け、見舞いにきた年寄りの母親を見て涙を流した。 

 労働教養所で、李さんは最も汚い労働服を着せられ、「皮を直す」と称された。食べさせられたのは「66粉」(農薬)の味がする蒸しパンであった。その当時受けた拷問に「坐板」といって、小さな椅子に毎日14時間ぐらい微動だもしないで座らされた。部屋の中で数十人が座り、最前列は「天門」と呼ばれ、座ると69日間である。最前列に座っているため監督が最も厳しく、常にののしられた。その後、李さんは強制労働をさせられ、奴隷のように酷使された。悪らつな警官は「班長」「部屋長」あるいはある個人専属の監視員にぴったりと数歩も離れずに監視させた。一言喋るにも報告しなければならなかった。さもなければ殴られるか、ののしられた。

 李さんは労働教養所でさんざん苦しめられ、心身共に深刻な障害を受け、身体は極度に衰弱し、悪人たちは李さんが労働教養所で死ぬのを恐れ、本人にも知らせず家族に李さんを引き取るよう通知した。李さんはやつれて見る影もなく、骨と皮ばかりに痩せこけ、家に帰ってからも寝たきりの状態で、2006年3月17日、冤罪を晴らせずに亡くなった。 

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/22/128456.html