日本明慧
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【明慧ネット2006年5月25日】中共の国家宗教事務局長・葉小文氏は三自愛国協会のメンバーを連れて2006年5月21日から米国訪問を開始した。当日、葉氏一行はヒューストンの西南華人浸信会と会談を行い、当地の法輪功学習者は会議が行われた教会の前で抗議活動を行った。このほか、「法輪功迫害追跡調査国際組織」は、葉小文氏が中共当局の法輪功学習者への迫害において共犯の役割を担っているため、当該組織は調査を行う通告を発布した。
*転向させること自体も迫害 「葉氏の講演のタイトルは『中国には本当に宗教信仰の自由がないのか』であり、彼は会議で、三自愛国教会と他の宗教が中共の指導の下でいかに盛んに発展しているかを紹介し、また、殺人と自殺などの虚言で中共の法輪功への弾圧を弁護した。そのほか、中国国内に法輪功学習者への迫害は存在しない、今までに99%の法輪功学習者が転向されたと紹介した」と、匿名の会議参加者は言った。 抗議活動に参加した法輪功学習者・唐さんは「いわゆる中共の転向手段そのもの自身も迫害手段であり、もし、中国に本当に信仰の自由があるならば、なぜ手段を選ばず転向させるのでしょうか? 数多くの法輪功学習者は転向を拒んだために洗脳班、労働教養所、監獄に送られ、そこで残酷な迫害を受け、中に虐殺された人は少なくなかった。また、より多くの法輪功学習者は、やむを得ず路頭に迷うことになっている」と意見を発表した。 また唐さんは「中共の演じた天安門焼身自殺事件は虚言であると国際社会に認められており、この事件の真相を背景に作成した映画『偽火(False Fire)』は国際映画展で受賞した」と言った。 *葉小文氏は法輪功学習者を回避する 会場のセキュリティは非常に慎重に行われていた。会場外に二人の警察のほか、保安7人が巡回していた。入場者は皆厳しく検問されていた。 「世界日報」は「葉小文氏は保安の法輪功学習者を入場させないことに感謝しながら、法輪功学習者と一緒に話をしたいと思っているが、彼は法輪功の批判資料を大量に持っていると言った」と報道した。 これに対して、抗議活動に参加している夏さんは「この言葉自体も矛盾しており、当日、法輪功学習者はずっと平和的に、会場前で横断幕を手で持って立っており、葉氏との対話を希望したが、拒否された。会場には出口が一つしかない。葉氏と代表団メンバーは法輪功学習者の広げた横断幕を見たはずであり、葉氏が会場を出たときにも一人の女性法輪功学習者は、直接彼に「葉小文、法輪功への迫害を停止せよ」と叫んだ。もし、この宗教局長が本当に法輪功学習者と話をしたいならば、なぜ、保安が法輪功学習者を入場させないことに感謝するのでしょうか? しかも、葉氏の車が法輪功学習者の前を通過したとき、まったく止まろうともしなかった」とコメントした。 *法輪功迫害追跡調査国際組織:葉小文への調査を始めた 法輪功迫害追跡調査国際組織2006年5月22日に通告を発表した。通告は、 「葉小文氏、男性、1950年重慶生まれ、貴州省貴陽市出身、中国国家宗教事務局長。1999年7月20日以降、江沢民の法輪功学習者への弾圧に追随し、法輪功を陥れる記者会見を開き、国内外のマスコミの取材を受け、法輪功を批判する報告を書いたことを含めて、数回にわたって法輪功及び法輪功創始者に対して誹謗、中傷する言論を発表した。これらのでっち上げ、捏造したもの及び憎しみを煽動する言論は、今までに虐殺された2891人の法輪功学習者の死に対し、回避できない責任を持っている。」 通告ではまた、「即日から、葉小文氏の全面的な調査を行い、また、適当な時期に収集した証拠などを国際法廷、各人権団体、国際人権組織及び各国の移民部門と入国管理局に送る」と述べた。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/5/25/128778.html) |