日本明慧
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文/欧州大法弟子 【明慧ネット2006年6月2日】2006年5月30日午後4時半,欧州議会で、人権に国境が無い国際組織(人権無疆界国国際組織)、チベット之友、世界のウルムチ大会、国際人権協会(香港観察)、ベルギー法輪大法協会等の主催で、欧州議会EEP-ED党のサイモン・カブニー(Simon Coveney)氏の司会で,「中国宗教自由全貌」(Global View of Religious Freedom in China)記者会見が行なわれ、中国政府に国連宗教信仰自由関係の特使を招待して中国宗教自由の情况並びに異なる信仰する者を収容する労働教養所を調査するよう要求した。 現在フランスに在住し,過去に中国で迫害を受けた法輪功学習者の陳頴さんの経歴は,在席の人々を震撼させた。人々は陳頴さんの受けた拷問を通して,中国で発生している法輪功学習者に対するジェノサイド罪の残酷さを目にした。 司会者のサイモン・カブニー氏は、陳頴さんが中国で受けた迫害の経歴を聞いた後、「欧州議会は今、いろんな道筋を通して商業、経済方面で中共と親密な関係を作っている。何故なら中国は商業上では欧州議会とは最大の仲間である。今私たちがこの出来事を聞いて,私達は責任を持つべきであり,これは欧州議会の責任であり,人権の尊重、人の尊厳を忘れてはならない。私達は方法を考え人権方面において、中国を改変させなければならない,これは私達の責任です」と示した。 会見後,今回の会見主催者の内,ベルギー法輪大法協会責任者のニコラ・スコス(尼古拉•司考斯)氏は記者に、「中共が宣伝している 『宗教に多大の自由を与える』というのは一つの笑い話です。法輪功に対する迫害は何よりの説明です。中共が崇高な精神信仰を追求する人々に与えたのは自由ではなく,恐喝です。中共が数十年存続しているのは,恐怖の鎮圧政策にほかなりません。最近,一つのぞっとするニュースが露見しました。中国の医療と軍隊の人士によって実証されたニュースは、死刑囚の秘密収容所が中国にあり、監禁されている法輪功学習者の臓器を生きたまま摘出して移植に使うというのです。臓器移植は中国においては莫大な利益を得られる商売です。生きたまま摘出後,遺体を焼却隠蔽する。法輪功学習者は中国では階級の敵として扱われ,合法的な権益はなく,更には人として扱われていません。彼等の遺体を引き取る人はいないため彼等は中共当局の生体臓器摘出対象者となりました。これは正に邪悪です。これと同時に中共が宣伝している 『宗教に多大な自由を与える』というのは,まるで天よりも大きな笑い話です。私達は記者会見を通じ,欧州議会と国際社会に施策を用いて,中共の暴行を制止するように希望します」と語った。 フランス語新聞記者協会ベルギー分会副議長アジア新聞主編のAndre Buyse(安德烈•貝茨)氏は、16回中国へ行った事があるが,会議後記者の取材に対し,中国の人権状況に関しては非常に遺憾であり,多くの人は良くないと知っていても多く語ることが出来ず,中国で迫害を受けた証人の陳述を聞き、「現在の中国で人々には真の自由はありません。例えば最近中共がバチカンの許可を得ずに中国でカトリック教の主教を任命,更に中共が法輪功やその他の宗教信仰に対する様々な迫害は,本当に悲しみと怒りを感じます。私はメディアが更に多くの真相を暴露する事が出来る事を希望します」と語った。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2006/6/2/129436.html) |